S3バケットに保存されたオブジェクトに対して、アップロード後すぐに他のリージョンからも低レイテンシーで読み取りたい。最も適切な設定はどれですか?
S3マルチリージョンアクセスポイント(MRAP)は複数リージョンのS3バケットに対して単一エンドポイントを提供し、AWS Global Acceleratorを通じてリクエストを最も近いリージョンのバケットへ自動ルーティングするサービスです。MRAPを機能させるにはCRRを事前に設定しデータを各リージョンへ複製しておく必要があります。 選択肢AのS3クロスリージョンレプリケーション(CRR)を有効にしても読み取りエンドポイントの自動切り替えができないため、マルチリージョン低レイテンシー読み取りの要件にはMRAPが最適な選択肢です。なお、CRRには数秒〜数分の複製遅延が生じるため「アップロード直後」に完全な整合性が保証されるわけではありません。 選択肢BのS3 Transfer AccelerationはS3へのデータ転送をエッジロケーション経由で高速化するサービスであり、他リージョンからの低レイテンシー読み取りには対応していません。 選択肢CのCloudFrontはCDNとして静的コンテンツをエッジにキャッシュして配信しますが、キャッシュにないオブジェクトはオリジンのS3へフォールバックするためアップロード直後の即時配信要件には不向きです。