無限ノック › SAA 練習問題一覧 › 問題SAA 弾力性に優れたアーキテクチャの設計
あるニュースサイトは、Amazon ElastiCache for Redis をセッションストアおよびページキャッシュとして単一ノードで運用しています。アクセス急増時にキャッシュ層が単一障害点となっており、AZ 障害が発生してもキャッシュデータを失わず、自動的かつ短時間で復旧できる構成へ変更したいと考えています。運用負荷を抑えつつ要件を満たす構成はどれですか。
A Redis(クラスターモード無効)でマルチ AZ を有効化し、別 AZ にリードレプリカを配置して自動フェイルオーバーを構成する
✓ 正解
プライマリと別 AZ のレプリカ間でデータを複製し、プライマリ障害時に自動フェイルオーバーでレプリカを昇格するため、AZ 障害でもデータを失わず数十秒で自動復旧できます。マネージド機能のため運用負荷も低く要件を満たします。
B ElastiCache for Memcached に変更し、複数の AZ に複数ノードを分散配置してスケールアウトする
Memcached はノード間のデータ複製や自動フェイルオーバーの仕組みを持たないため、ノードや AZ 障害時にそのノードのキャッシュデータが失われ、データを失わず自動復旧するという要件を満たせません。
C Redis 単一ノードのまま日次の手動バックアップを取得し、障害発生時にバックアップから新規ノードを復元する
手動バックアップからの復元は新規ノード作成と手動操作を伴い復旧に時間がかかるうえ、前回バックアップ以降の更新分が失われるため、データ損失なし・自動かつ短時間復旧という要件に反します。
D Redis(クラスターモード有効)でレプリカを持たない複数シャード構成にし、データを分散して負荷を下げる
複数シャードへの分散で負荷は下がりますが、各シャードにレプリカがないためシャード障害時に昇格先がなく、そのシャードのデータが失われ自動フェイルオーバーもできないため要件を満たせません。
解説 ElastiCache for Redis のマルチ AZ 構成では、プライマリと別 AZ のリードレプリカ間でデータを複製し、プライマリ障害時に自動フェイルオーバーでレプリカを昇格します。
これによりキャッシュデータを失わず、数十秒程度で自動復旧でき、運用負荷も低く抑えられます。
選択肢Bの Memcached はノード間のデータ複製やフェイルオーバー機構を持たず、ノード障害時にそのノードのデータを失う。
選択肢Cの手動バックアップは復元に手動操作と時間を要し、前回バックアップ以降のデータも失う。
選択肢Dのレプリカなしシャード構成は負荷分散はできるが、シャード障害時のフェイルオーバー先がなくデータを失う。
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