SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計
あるSaaS企業は、複数のEC2ワークロードを24時間365日稼働させており、月間のコンピューティング費用は安定している。今後1年間でアプリケーション刷新に伴いインスタンスファミリーやサイズを頻繁に変更する予定があり、一部の処理はAWS FargateとAWS Lambdaへ移行する計画もある。1年間の利用コミットを行いつつ、これらの構成変更後も割引を維持できる、最もコスト効率の高い購入オプションはどれか。
AEC2 Instance Savings Plansを1年・一部前払いで購入し、特定リージョン内のインスタンスファミリーに対する利用をコミットする
EC2 Instance Savings Plansは特定リージョン内の特定インスタンスファミリーにコミットするため割引が固定され、ファミリー変更で割引が外れる。FargateやLambdaにも適用されず、頻繁な構成変更とサーバーレス移行の要件を満たせない。
BCompute Savings Plansを1年・一部前払いで購入し、EC2・Fargate・Lambdaにまたがる時間あたりの利用量をコミットする
✓ 正解
Compute Savings PlansはリージョンやインスタンスファミリーやOS・テナンシーを問わず割引が適用され、FargateとLambdaの利用にも自動適用される。ファミリー変更後も割引が継続し追加運用も不要なため、最もコスト効率が高い。
Cスタンダードリザーブドインスタンス(リージョン)を1年で購入し、稼働中のインスタンスタイプに合わせて予約を割り当てる
スタンダードリザーブドインスタンスはインスタンスファミリーやサイズに強く紐づき、変更時に予約が無駄になりやすい。FargateやLambdaには適用されず、頻繁な構成変更に追従できないため要件を満たさない。
Dコンバーティブルリザーブドインスタンスを1年で購入し、構成変更のたびに予約を交換してファミリー変更へ追従させる
コンバーティブルリザーブドインスタンスはファミリー変更に交換で対応できるが、交換のたびに手動操作が必要で運用負荷が高い。FargateやLambdaには適用されず、割引対象を網羅できないため不適切。
解説
Compute Savings Plansは1時間あたりの利用金額($/時)をコミットする購入オプションで、EC2のリージョン・インスタンスファミリー・サイズ・OS・テナンシーを問わず割引が適用され、さらにFargateとLambdaの利用にも自動的に適用される。インスタンス構成を頻繁に変更しても割引対象から外れず、追加の運用操作も不要なため本シナリオに最適である。
選択肢のEC2 Instance Savings Plansは特定リージョンのファミリーに限定され、変更やサーバーレス移行で割引対象から外れる。
選択肢のスタンダードリザーブドインスタンスは構成変更に弱く、対象もEC2に限定される。
選択肢のコンバーティブルリザーブドインスタンスは交換の手動運用が必要で、Fargate/Lambdaを網羅できない。
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