ある医療画像会社が、世界各地の病院(欧州・アジア・南米)から米国東部(us-east-1)のAmazon S3バケットへ、高解像度MRI・CT画像(1ファイルあたり3〜15GB)を毎日数千件アップロードしています。地理的に遠い拠点からのアップロードに数時間かかる場合があり、転送速度の最大化が必要です。また、ネットワーク障害時のリトライに伴うコスト(転送のやり直し)も最小化したいと考えています。採用すべき組み合わせはどれですか?(2つ選択)
正解: Amazon S3 Transfer Accelerationを有効にして、CloudFrontのエッジロケーション経由でAWSバックボーンネットワークを使用してアップロードする。 マルチパートアップロード(Multipart Upload)を使用して大容量ファイルを複数パーツに分割して並列アップロードする。 S3 Transfer Acceleration:世界中のCloudFrontエッジロケーションを経由し、最適化されたAWSバックボーンネットワーク(低遅延・高帯域幅)を使用するため、地理的に遠い場所からのアップロードを大幅に高速化できます。特に欧州・アジア・南米からus-east-1への長距離転送に効果的です。 マルチパートアップロード:大容量ファイルを複数パーツに分割して並列転送することでスループットを最大化し、パーツ単位でのリトライが可能なためネットワーク障害時に最初からやり直す必要がなく、転送コストを最小化できます(AWSは100MB以上のファイルに推奨)。 選択肢Cは S3 CRRはバケット内のオブジェクトをアップロード完了後に別リージョンへレプリケーションする機能であり、初回アップロードの速度改善には寄与しません。 選択肢Dは Direct Connectは高コストで導入に数週間〜数ヶ月かかり、世界中の多数の病院拠点それぞれへの導入は非現実的かつ過剰投資であり、Transfer Accelerationで十分な改善が得られます。