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SAAセキュアなアーキテクチャの設計

ある企業は、50以上のAWSアカウントをAWS Organizationsで管理しています。社内の既存IdP(外部SAML 2.0プロバイダ)で認証する従業員に対し、所属部門のタグに基づいて各アカウントのリソースへのアクセスを動的に制御したいと考えています。IAMユーザーを個別に作成せず、最小の運用負荷で権限を一元管理する方法はどれですか。

A
AWS IAM Identity Centerを外部IdPとSAMLフェデレーション連携し、許可セット(Permission set)を各アカウントへ展開したうえで、属性ベースのアクセスコントロール(ABAC)でIdPの部門属性をセッションタグとして渡す
✓ 正解
IAM Identity Centerは外部IdPとSAML連携し許可セットを各アカウントへ一元展開できます。IdPの部門属性をセッションタグとして渡すABACで動的なアクセス制御を実現し、IAMユーザー不要で運用負荷も最小です。
B
各アカウントにIAMユーザーを作成し、部門ごとのIAMグループにアタッチしたポリシーで権限を管理し、認証情報を従業員に配布する
各アカウントへのIAMユーザー作成と認証情報配布は運用が煩雑で一元管理にならず、既存の外部IdPによるフェデレーションも活用できません。スケールせず要件に反します。
C
管理アカウントに部門ごとのIAMロールを作成し、全従業員が共有のIAMユーザーでログインしてからAssumeRoleで切り替える
共有IAMユーザーは個人単位の操作追跡ができないアンチパターンであり、管理アカウントのロールも50以上のアカウントへ自動展開されないため一元管理になりません。
D
Amazon Cognitoユーザープールを外部IdPと連携し、IDプールから取得した一時認証情報で各アカウントのリソースにアクセスさせる
Amazon Cognitoはモバイル・Webアプリのエンドユーザー(顧客)向け認証サービスであり、従業員のAWSアカウントやコンソールへのワークフォースSSOには適さず用途が異なります。

解説

AWS IAM Identity Centerは外部SAML 2.0 IdPとフェデレーション連携でき、許可セットを各アカウントへ一元的に展開できます。IAMユーザーを作らず、IdPのユーザー属性をセッションタグとして渡すABACにより、部門タグに基づく動的なアクセス制御を最小の運用負荷で実現できます。 選択肢Bの各アカウントへのIAMユーザー作成は、認証情報の配布や管理が煩雑で一元管理にならず、既存IdPも活用できません。 選択肢Cの共有IAMユーザーは個人の追跡ができないアンチパターンで、ロールも50以上のアカウントへ自動展開されません。 選択肢DのAmazon Cognitoは、Webやモバイルアプリ向けのエンドユーザー認証サービスであり、従業員のAWSアカウントへのSSOには適しません。

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