ある金融機関がAWS上で多数のEC2インスタンス、RDS for PostgreSQLデータベース、S3バケットを運用しています。セキュリティチームは以下のような脅威をエージェントのインストールなしに自動検出したいと考えています。 ①侵害されたEC2インスタンスによる暗号通貨マイニングの外部通信 ②RDSデータベースへのブルートフォース(総当たり)ログイン試行 ③S3バケットへの異常なデータ流出パターン ④Tor(匿名化ネットワーク)ノードへのアウトバウンド接続。機械学習と脅威インテリジェンスを活用して最小の運用負荷でこれらを検出できる最も適切なAWSサービスはどれですか?
Amazon GuardDutyはエージェント不要のマネージド脅威検出サービスです。有効化するだけでVPC Flow Logs、CloudTrail、Route 53 DNSクエリログを自動取得・分析し、暗号通貨マイニング通信(CryptoCurrency:EC2/BitcoinTool など)、RDSへのブルートフォース(UnauthorizedAccess:RDS/MaliciousIPCaller)、S3への異常なデータアクセス(Discovery:S3/MaliciousIPCaller)、Torノードへの接続(UnauthorizedAccess:EC2/TorClient)などを高精度で検出します。 選択肢AのAmazon Inspectorは、CVEベースの脆弱性スキャンに特化しており、実行時の不審通信や異常なログイン試行の「検出」は担当しません。 選択肢BのVPC Flow Logs + CloudWatch Logs Insightsは、DIYでの検出ルール作成・維持が必要で運用負荷が非常に高く、機械学習による自動検知もありません。 選択肢DのAWS Security Hubは、複数サービスの検出結果を集約・可視化するSIEM(Security Information and Event Management:セキュリティ情報イベント管理)的サービスであり、GuardDutyなどの検出エンジンを置き換えるものではありません。