AWS Global Accelerator をS3の前段に配置し、AWSバックボーンネットワーク経由でユーザーを最近傍のAWSエッジポイントへ誘導する
Global AcceleratorはAWSバックボーン経由のルーティング最適化を提供するがコンテンツをキャッシュしない。S3へのGETリクエストは毎回発生するため転送コストとリクエスト料金は削減されず、Global Accelerator自体の追加料金も発生する。
解説
Amazon CloudFront はコンテンツを400以上のエッジロケーションにキャッシュし、同一コンテンツへの繰り返しリクエストをS3にアクセスせずに応答します。S3からCloudFrontへのデータ転送は無料(S3データ転送出力料金が発生しない)であり、CloudFrontのデータ転送料金はS3直接配信より大幅に安くなります。キャッシュヒット時はS3へのGETリクエストが発生しないため、リクエスト料金も削減できます。50GBの資産が数百万回リクエストされるシナリオでは高いキャッシュヒット率が期待でき、コスト削減効果が非常に大きくなります。
選択肢AのS3 Transfer Accelerationはアップロード(PUT)の高速化を主目的とした機能でキャッシュ機能を持たない。ダウンロードに適用した場合は追加料金が上乗せされるためコスト削減にはならない。
選択肢Cのクロスリージョンレプリケーションはストレージコストがリージョン数分に増加し、繰り返しリクエストへのキャッシュ効果もないためデータ転送料金とリクエスト料金は削減されない。
選択肢DのAWS Global AcceleratorはAWSバックボーン経由のルーティングを最適化するがコンテンツをキャッシュしない。S3へのリクエストは毎回発生するため転送コストとリクエスト料金は削減されず、追加料金も発生する。