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SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計

ある企業は、プライベートサブネットのEC2インスタンス群でコンテナワークロードを運用している。これらはAmazon ECRからイメージを取得し、ログとメトリクスをAmazon CloudWatch Logsへ送信し、処理結果をAmazon S3に保存する。現在これらの通信はすべてNAT Gateway経由でインターネットに出ており、データ処理料金と転送料金が高額になっている。運用負荷を最小限に抑えつつ、これらの通信に伴うコストを削減する構成はどれか。

A
S3用のゲートウェイエンドポイントと、ECR(api/dkr)・CloudWatch Logs用のインターフェイスエンドポイントを作成し、NAT Gateway経由のトラフィックを削減する
✓ 正解
S3はゲートウェイ型エンドポイント(無料)、ECR(api/dkr)やCloudWatch Logsはインターフェイス型エンドポイントで接続することで、NAT Gateway経由のデータ処理・転送料金を回避できる。各サービスに最適なエンドポイント種別を選び、低い運用負荷でコストを削減できる。
B
S3・ECR・CloudWatch Logsのすべてに対してインターフェイスエンドポイント(AWS PrivateLink)を作成する
全サービスにインターフェイスエンドポイントを使うと、ゲートウェイ型なら無料で済むS3に対して時間課金とデータ処理料金が発生する。S3部分のコストが不必要に増えるため、最小コストの構成にならない。
C
NAT GatewayをNATインスタンス(t3.medium)に置き換え、データ処理コストを削減する
NATインスタンスはNAT Gatewayより安価な場合もあるが、自前でのパッチ適用・冗長化・スケーリングが必要で運用負荷が大きい。スループット上限もあり、大量トラフィックではボトルネックとなり得るため不適切。
D
S3・ECR・CloudWatch Logsのすべてに対してゲートウェイエンドポイントを作成する
ゲートウェイ型VPCエンドポイントが対応するのはS3とDynamoDBのみで、ECRやCloudWatch Logsには作成できない。これらへのプライベート接続にはインターフェイス型が必要なため、この構成は成立しない。

解説

S3とDynamoDBはゲートウェイ型VPCエンドポイントが無料(時間課金・データ処理課金なし)で利用でき、ECRやCloudWatch Logsなどはインターフェイス型(AWS PrivateLink)エンドポイントでプライベート接続する。これによりNAT Gateway経由のデータ処理料金・転送料金を回避でき、最小の運用負荷でコストを削減できる。 選択肢BはS3にもインターフェイスエンドポイントを使う構成で、ゲートウェイ型なら無料のところに時間課金とデータ処理料金が発生し割高になる。 選択肢CのNATインスタンスへの置換は管理・スケーリングの運用負荷が増え、スループット上限の問題も生じる。 選択肢DのゲートウェイエンドポイントはS3とDynamoDBのみ対応で、ECRやCloudWatchには作成できない。

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