ある動画制作会社は、Amazon ECS(EC2起動タイプ)を使用してビデオトランスコードジョブを実行しています。ジョブの特性は次の通りです。 ・1ジョブあたりの処理時間:2〜4時間 ・Amazon S3に定期的にチェックポイント(処理の中間状態の保存)を保存しているため、中断されても途中から再開可能 ・1日あたりのジョブ数:80〜150件(時間帯により変動、予測困難) ・現在の課題:EC2インスタンスを手動でプロビジョニング・管理しており、運用チームの負荷が高い 最もコスト効率が高く、かつ運用負荷を最小化できる構成はどれですか?
Fargate Spotは通常のFargate料金と比較して最大70%安価であり、チェックポイントから再開可能なジョブには中断を許容するSpotが最適です。さらにFargateを使用することでEC2インスタンスの管理(OSパッチ適用・AMI更新・スケーリング設定など)が不要となり、運用負荷を大幅に削減できます。ジョブ数が変動しても自動的にスケールし、過剰プロビジョニングも発生しません。 選択肢Aは、EC2 Auto Scaling + Spotは低コストですが、EC2インスタンス自体の管理が依然として必要であり「運用負荷の最小化」という要件を満たしません。 選択肢Cは、AWS Batch + EC2 Spotはジョブキュー管理機能が優れますが、EC2 Spot使用時はEC2インスタンスの管理が必要で運用負荷が残ります(AWS Batch + Fargate Spotを使用すれば同等のメリットが得られます)。 選択肢Dは、Standard Reserved InstancesはSpotと比較して割引率が低く(1年標準で約40%)、日々変動するジョブ数(80〜150件)に対して固定容量の無駄が生じます。Fargate Spotは最大70%の削減が見込めます。