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SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計

金融サービス企業が、オンプレミスのコアバンキングシステムをAWSでのディザスタリカバリ(DR)構成に移行しようとしています。要件は以下の通りです。 ・RTO(目標復旧時間: Recovery Time Objective、障害発生から復旧までの目標時間):1時間以内 ・RPO(目標復旧時点: Recovery Point Objective、障害発生時に許容できるデータ損失の最大時間):15分以内 ・月次コストを最小限に抑えたい ・規制要件によりデータは常にAWSに存在し最新状態を保つ必要がある これらの要件を満たす最もコスト効率の高いDR戦略はどれですか?

A
バックアップと復元(Backup and Restore):AWS Backupで1時間ごとにスナップショットを取得しS3に保存する。障害時にEC2とRDSを新規プロビジョニングして復元する
バックアップと復元は1時間ごとのスナップショットではRPO 15分の要件を確実に満たせず、復旧時の新規リソースプロビジョニングによりRTO 1時間の達成も困難です。
B
パイロットライト(Pilot Light):データベースのみAWS上で継続的にレプリケーションを稼働させる。アプリケーションサーバーはAMI(Amazon Machine Image)とCloudFormationテンプレートを用意し、障害時に自動起動する
✓ 正解
パイロットライト戦略はデータベースレプリケーションを常時稼働させることでRPO 15分を達成でき、CloudFormationとAMIによる自動化でRTO 1時間以内も実現可能です。
C
ウォームスタンバイ(Warm Standby):縮小スケール(本番の25%程度)のシステムを常時稼働させ、障害時にAuto Scalingでフルスケールにスケールアウトする
ウォームスタンバイは要件を満たしますが常時縮小スケールのサーバーが稼働しコストが増加します。
D
マルチサイトアクティブ/アクティブ(Active/Active):2つのAWSリージョンで完全な本番システムを常時稼働させ、Route 53のレイテンシーベースルーティングでトラフィックを分散させる
マルチサイトアクティブ/アクティブは最もコストが高くなります。

解説

パイロットライト戦略はデータベースレプリケーションを常時稼働させることでRPO 15分を達成でき、CloudFormationとAMIによる自動化でRTO 1時間以内も実現可能です。 選択肢Aのバックアップと復元は1時間ごとのスナップショットではRPO 15分の要件を確実に満たせず、復旧時の新規リソースプロビジョニングによりRTO 1時間の達成も困難です。 選択肢Cのウォームスタンバイは要件を満たしますが常時縮小スケールのサーバーが稼働しコストが増加します。 選択肢Dのマルチサイトアクティブ/アクティブは最もコストが高くなります。

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