SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計複数選択
あるグローバルなSaaSプロバイダーが、ユーザーデータをAmazon DynamoDBに格納するマルチリージョンアーキテクチャを設計しています。要件は次の3点です。
(1) 各リージョンのユーザーが低レイテンシでデータにアクセスできる
(2) 1つのリージョンで障害が発生しても他リージョンへのサービスを継続できる
(3) すべてのリージョン間でデータを自動的に同期する
この要件を満たすために採用すべきAWSの機能を2つ選択してください。
AAmazon DynamoDB Global Tablesを有効化し、複数リージョンでアクティブ-アクティブの読み書きを可能にする
✓ 正解
Amazon DynamoDB Global Tablesは複数リージョンでアクティブ-アクティブの読み書きを可能にし、レプリケーション遅延1秒未満でデータを同期します。リージョン障害時も他リージョンで継続稼働でき、3つの要件をすべて満たします。
B各リージョンにDynamoDBテーブルを個別に作成し、DynamoDB StreamsをトリガーとするLambda関数でデータを手動同期する
各リージョンに個別テーブルを作成しLambdaで手動同期する構成は自動レプリケーション機能がなく、同期漏れや遅延のリスクがあります。運用負荷も高く、信頼性のあるマルチリージョン同期を保証できません。
CAmazon Route 53のレイテンシーベースルーティングを使用して、ユーザーを最も近いリージョンのアプリケーションエンドポイントに誘導する
✓ 正解
Route 53のレイテンシーベースルーティングはユーザーを地理的に最寄りのリージョンエンドポイントに自動誘導します。Global Tablesと組み合わせることで、低レイテンシアクセスと高可用性の両方を実現できます。
DAmazon CloudFrontをDynamoDBのオリジンとして設定し、全クエリ結果をエッジロケーションでキャッシュする
Amazon CloudFrontはコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービスであり、DynamoDBをオリジンとして直接設定する仕組みはありません。書き込みデータの即時整合性も保てないため不適切です。
EAWS Global Acceleratorのエンドポイントグループを設定し、DynamoDBへのクエリトラフィックを最寄りリージョンに転送する
AWS Global Acceleratorはアプリケーションへのネットワーク経路を最適化しますが、DynamoDBのデータ同期機能は持ちません。複数リージョン間のデータ自動同期という要件を満たすことができません。
解説
DynamoDB Global Tablesはマルチリージョン・マルチアクティブ構成でレプリケーション遅延1秒未満を実現し、リージョン障害時にも他リージョンで継続稼働できます。Route 53レイテンシーベースルーティングはユーザーを最寄りリージョンのエンドポイントに誘導し低レイテンシを確保します。
選択肢BのDynamoDB StreamsをトリガーとするLambda手動同期は、自動レプリケーション機能がなく、同期の遅延・失敗リスクがあり要件を確実には満たせません。
選択肢DのAmazon CloudFrontはコンテンツ配信ネットワーク(CDN)であり、DynamoDBをオリジンとして直接設定する仕組みはありません。書き込みデータのリアルタイム同期にも対応していないため不適切です。
選択肢EのAWS Global Acceleratorはネットワーク経路を最適化するサービスですが、DynamoDB間のデータ自動同期機能を持たず、マルチリージョンのデータ一貫性要件を満たすことができません。
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