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SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計

あるスタートアップ企業は、開発・テスト用途で 10 台の Amazon RDS MySQL db.r5.large インスタンス(マルチ AZ 無効)を運用しています。これらのインスタンスは平日の午前 8 時〜午後 6 時のみ使用されており、それ以外の時間帯(平日夜間・週末)は完全にアイドル状態です。最小の運用負荷でコストを最大限に削減するには、どの対策が最も効果的ですか?

A
Amazon Aurora Serverless v2 に移行し、アイドル時に自動的にスケールダウンさせる
(Aurora Serverless v2 への移行)は現在 0 ACU(Aurora Capacity Unit)へのスケールダウンをサポートしており停止コストは削減できますが、RDS MySQL から Aurora への移行作業には追加の運用負荷が伴い、コールドスタート時のレイテンシも発生するため「最小の運用負荷」という要件を満たしません。
B
Amazon EventBridge Scheduler と AWS Lambda を組み合わせ、業務時間外に RDS インスタンスを自動停止・再起動するスケジュールを設定する
✓ 正解
が正解です。RDS インスタンスは停止中もストレージコストは発生しますがコンピューティングコストは発生しません。業務時間外(約 70%)を自動停止することで、既存 RDS 環境を変えずにコンピューティングコストを最大約 70% 削減できます。
C
全インスタンスを 1 年間の Reserved Instance(全額前払い)に変更する
(Reserved Instance 全額前払い)は 24 時間稼働を前提とした割引モデルです。稼働率が約 30% の場合は割高になり、コスト削減効果が得られません。
D
db.t3.medium(バースト可能インスタンス)に縮小し、常時稼働させる
(db.t3.medium への縮小)はインスタンスコストを下げられますが、常時稼働のため稼働率の低さを活かせず、開発パフォーマンスへの影響も懸念されます。選択肢 B と比較して削減効果は大幅に限定的です。

解説

平日 10 時間稼働(週 50 時間 / 168 時間 ≒ 30%)という低稼働率のインスタンスに対して各選択肢を評価します。 選択肢A(Aurora Serverless v2 への移行)は現在 0 ACU(Aurora Capacity Unit)へのスケールダウンをサポートしており停止コストは削減できますが、RDS MySQL から Aurora への移行作業には追加の運用負荷が伴い、コールドスタート時のレイテンシも発生するため「最小の運用負荷」という要件を満たしません。 選択肢B が正解です。RDS インスタンスは停止中もストレージコストは発生しますがコンピューティングコストは発生しません。業務時間外(約 70%)を自動停止することで、既存 RDS 環境を変えずにコンピューティングコストを最大約 70% 削減できます。 選択肢C(Reserved Instance 全額前払い)は 24 時間稼働を前提とした割引モデルです。稼働率が約 30% の場合は割高になり、コスト削減効果が得られません。 選択肢D(db.t3.medium への縮小)はインスタンスコストを下げられますが、常時稼働のため稼働率の低さを活かせず、開発パフォーマンスへの影響も懸念されます。選択肢 B と比較して削減効果は大幅に限定的です。

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