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SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計

ある企業は AWS Organizations 配下に約 30 のアカウントを保有し、各アカウントで Amazon EC2(EBS)、Amazon RDS、Amazon DynamoDB、Amazon EFS を利用しています。監査要件として、全アカウントのバックアップを一元的なポリシーで強制し、別リージョンへコピーし、さらに保持期間中はバックアップを削除・改ざんできないようにする必要があります。最小の運用負荷でこれを実現する構成はどれですか。

A
AWS Backup を管理アカウントで有効化し、Organizations のバックアップポリシーで全アカウントに適用し、クロスリージョンコピーと Vault Lock を構成する
✓ 正解
AWS Backup は複数サービスを横断して一元管理でき、Organizations のバックアップポリシーで全アカウントに強制、クロスリージョンコピーと Vault Lock による改ざん防止まで提供するため、最小の運用負荷で監査要件をすべて満たします。
B
各アカウントで Amazon EventBridge と AWS Lambda を用いて、サービスごとにスナップショットを取得し別リージョンへコピーするスクリプトを実装する
EventBridge と Lambda による自作スクリプトは各サービス・各アカウントぶんの実装と保守が必要で運用負荷が高く、一元的なポリシー強制や保持期間中の改ざん防止も自前で作り込む必要があるため最小負荷とはいえません。
C
各アカウントで Amazon Data Lifecycle Manager を設定し、EBS スナップショットのスケジュールと別リージョンコピーを一元管理する
Data Lifecycle Manager は EBS スナップショットおよび AMI の管理に限定され、RDS・DynamoDB・EFS のバックアップをカバーできないため、複数サービス横断という要件を満たせず不適切です。
D
各サービスのネイティブな自動バックアップ機能をアカウントごとに個別に有効化し、保持期間と別リージョンコピーを手動で設定する
各サービスのバックアップをアカウントごとに個別設定する方式は一元的な強制ができず手動運用の負荷が高く、保持期間中の削除・改ざん防止も保証できないため、監査要件と最小運用負荷の両方に反します。

解説

AWS Backup は EC2/EBS、RDS、DynamoDB、EFS など複数サービスを横断して一元的にバックアップを管理できます。 AWS Organizations と統合したバックアップポリシーで全アカウントにバックアップを強制でき、クロスリージョンコピーも設定可能です。 Vault Lock(コンプライアンスモード)により保持期間中の削除・改ざんを防止できるため、監査要件を最小の運用負荷で満たせます。 選択肢Bのカスタムスクリプトは実装・保守の運用負荷が大きく、一元的なポリシー強制や改ざん防止も自前で作り込む必要がある。 選択肢Cの Data Lifecycle Manager は EBS スナップショット(および AMI)専用で、RDS・DynamoDB・EFS をカバーできない。 選択肢Dの個別有効化は一元的な強制ができず手動設定の運用負荷が高く、削除・改ざん防止も保証できない。

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