あるeコマース企業は月間約1TBの受注データをAmazon S3に保存しています。各期間のアクセスパターンと要件は以下の通りです。 ・保存後30日間:日次レポート生成のために頻繁に参照される ・31〜90日目:月に1〜2回程度のアクセス ・91日以降:法令遵守のための監査目的で保持が必要だが、実際にはほぼアクセスされず、取得に数時間かかっても問題ない ・7年後:データを自動削除する必要がある 最もコスト効率の高いS3ストレージ戦略はどれですか?
91日以降は取得に数時間かかっても問題ないという要件から、S3最安値クラスのGlacier Deep Archive(最大12時間で取得、約$0.00099/GB/月)が最適です。Glacier Instant Retrieval(ミリ秒取得)は高速アクセスが不要な今回の用途では過剰なコストとなります。31〜90日目は月1〜2回アクセスのためS3 Standard-IAがS3 Standardより安価です。S3 Intelligent-Tieringはアクセスパターンが予測困難な場合に有効ですが、今回のように明確なライフサイクルが判明している場合はライフサイクルポリシーの方がコスト効率に優れます。 選択肢AのAmazon S3 Standardを全期間使用し、7年後にS3オブジェクト有効期限を設定する は段階的な移行がないため、ホットデータが必要な期間もコストが高い。 選択肢BのAmazon S3 Intelligent-Tieringを全期間使用し、7年後にS3オブジェクト有効期限を設定する はアクセスパターンが明確な場合はコスト効率が低い。 選択肢CのS3ライフサイクルポリシーで、30日後にS3 Standard-IA、91日後にS3 Glacier Instant Retrievalへ移行し、7年後に削除する は高速アクセス不要な用途ではコストが高い。