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SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計

グローバルメディア企業が、ユーザーが動画・画像ファイルをAWS SDK経由でPUT/GETするプラットフォームをAWSで運用しています。現在はus-east-1の単一Amazon S3バケットを使用していますが、リージョン障害に備えてeu-west-1のS3バケットへ自動フェイルオーバーしたいと考えています。アプリケーションのエンドポイント設定の変更を最小限に抑えながら、SDKからのPUT/GETを含むすべてのアクセスを自動ルーティングする構成として最も適切なものはどれですか?

A
Amazon CloudFrontのオリジングループにus-east-1とeu-west-1のS3バケットを設定し、プライマリ障害時にセカンダリへ自動ルーティングする
CloudFrontオリジングループは、HTTPキャッシュのフェイルオーバーであり、署名付きリクエストを使うSDKからのS3 API直接呼び出しには対応していません。
B
Amazon S3マルチリージョンアクセスポイント(MRAP)を作成して両リージョンのバケットを追加し、Amazon Route 53 Application Recovery Controllerでフェイルオーバールーティングコントロールを設定する
✓ 正解
Amazon S3マルチリージョンアクセスポイント(MRAP)は、複数リージョンのS3バケットへの単一グローバルエンドポイントを提供します。アプリケーションはMRAPエンドポイントのみを使用し、AWS側がネットワーク遅延の最小なリージョンへルーティングします。Route 53 Application Recovery Controller(ARC)のフェイルオーバールーティングコントロールと組み合わせることで、リージョン障害時にSDKからのPUT/GETを含む全アクセスを自動的に別リージョンへ切り替えられます。
C
Amazon Route 53フェイルオーバールーティングポリシーを使用して、両リージョンのS3バケットエンドポイントを切り替えるDNSレコードを構成する
Route 53フェイルオーバーポリシーは、S3静的ウェブサイトホスティングの用途向けで、SDK経由のAPI署名検証が絡む呼び出しには直接使用できません。
D
S3クロスリージョンレプリケーションでeu-west-1へデータを複製し、障害検知時にアプリケーションのエンドポイントを手動で変更する
S3クロスリージョンレプリケーションは、データの複製を行いますが、エンドポイントの自動切り替え機能は持たず、手動対応が必要です。

解説

Amazon S3マルチリージョンアクセスポイント(MRAP)は、複数リージョンのS3バケットへの単一グローバルエンドポイントを提供します。アプリケーションはMRAPエンドポイントのみを使用し、AWS側がネットワーク遅延の最小なリージョンへルーティングします。Route 53 Application Recovery Controller(ARC)のフェイルオーバールーティングコントロールと組み合わせることで、リージョン障害時にSDKからのPUT/GETを含む全アクセスを自動的に別リージョンへ切り替えられます。 選択肢AのCloudFrontオリジングループは、HTTPキャッシュのフェイルオーバーであり、署名付きリクエストを使うSDKからのS3 API直接呼び出しには対応していません。 選択肢CのRoute 53フェイルオーバーポリシーは、S3静的ウェブサイトホスティングの用途向けで、SDK経由のAPI署名検証が絡む呼び出しには直接使用できません。 選択肢DのS3クロスリージョンレプリケーションは、データの複製を行いますが、エンドポイントの自動切り替え機能は持たず、手動対応が必要です。

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