グローバル展開するSaaS企業が、米国東部リージョンをプライマリ、欧州西部リージョンをセカンダリとしたアクティブ-パッシブ構成(一方が通常稼働し、もう一方が障害時のみ引き継ぐ構成)で運用しています。プライマリリージョンの障害を検知してから5分以内に自動フェイルオーバーさせる必要があります。最も適切な構成はどれですか?
Route 53フェイルオーバールーティングとヘルスチェックを組み合わせ、TTLを60秒に設定することで自動フェイルオーバーが実現できます。標準のヘルスチェック(デフォルト30秒間隔・3回失敗で検知 = 最大90秒)にTTL 60秒を加えても最大150秒以内、Fast Health Check(10秒間隔)を使用すれば約90秒以内に切り替え可能で、いずれも5分のRTO要件を満たします。 選択肢A(加重ルーティング)は障害時に手動でウエイトを変更する必要があり、自動フェイルオーバーの要件を満たしません。 選択肢C(CloudFrontオリジンフェイルオーバー)はCDNレイヤーのオリジン切り替えのみ対応であり、アプリケーション全体のリージョンフェイルオーバーには不十分です。 選択肢D(AWS Global Accelerator)自体はアクティブ-パッシブ構成も実現可能ですが、この選択肢では均等なトラフィック分散(アクティブ-アクティブ)として設定されており、アクティブ-パッシブ要件を満たしません。