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SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計

ある製造業企業が、オンプレミスの Apache ActiveMQ を使用した受発注システムを AWS に移行しようとしています。以下の要件を満たす最適なサービスはどれですか? ・既存アプリケーションは JMS(Java Message Service)API を使用しており、アプリケーションコードの変更を最小限に抑えること(必須要件) ・移行後はメッセージブローカーの管理負荷を軽減すること

A
Amazon MQ(ActiveMQ ブローカー)を使用し、JMS・AMQP・STOMPなどのオープン標準プロトコルをネイティブにサポートするため、接続先エンドポイントの変更のみでほぼコード変更なしに移行できる。
✓ 正解
Amazon MQ の ActiveMQ ブローカーは JMS をネイティブにサポートします。接続先エンドポイントの変更のみでアプリケーションコードをほぼ変更せず移行でき、マネージドサービスとして運用負荷も大幅に軽減される最適な選択肢です。
B
Amazon SQS に移行し、AWS SDK を使用して既存の JMS API 呼び出しをすべて SQS API に書き換えることで、フルマネージドなメッセージングサービスの恩恵を受けられるようにする。
Amazon SQS は独自 API を持つキューサービスで JMS 非互換です。既存の JMS 呼び出しをすべて SQS API に書き換える必要があり、コード変更を最小限にするという要件を満たすことができません。
C
Amazon MSK(Managed Streaming for Apache Kafka)を使用し、Kafka Producer/Consumer API へ既存アプリケーションを書き直すことで高スループットのストリーミング処理を実現する。
Amazon MSK は Kafka のマネージドサービスで JMS との互換性はなく、Kafka の Producer/Consumer API への全面的な書き換えが必要です。コード変更量は最大となり「変更最小化」の要件に反します。
D
Amazon SNS と Amazon SQS のファンアウトパターンを構築し、JMS 依存部分を AWS SDK の Publish/Receive 呼び出しに置き換えて疎結合なアーキテクチャに変更する。
SNS + SQS ファンアウトは AWS 独自 API を使用するため JMS 非互換です。JMS 依存部分を AWS SDK に置き換えるコード修正が広範に必要となり、変更最小化の要件を満たせません。

解説

Amazon MQ は Apache ActiveMQ および RabbitMQ のマネージドサービスです。ActiveMQ ブローカーとして移行することで、JMS・AMQP・STOMP・OpenWire などのオープン標準プロトコルが完全にサポートされ、既存アプリケーションの接続先エンドポイントを変更するだけで移行できます。AWS がブローカーのプロビジョニング・パッチ・バックアップを管理するため、運用負荷の軽減も同時に達成できます。 選択肢BのAmazon SQS は JMS API と互換性がなく、既存アプリケーションの JMS 呼び出しをすべて SQS SDK 呼び出しに書き換える大規模なコード変更が必要となり「最小限の変更」という要件を満たしません。 選択肢CのAmazon MSK は Kafka のマネージドサービスであり JMS との互換性はありません。Kafka Producer/Consumer API への全面的な書き直しが必要で、コード変更量は最大になります。 選択肢DのSNS + SQS ファンアウトは JMS 非互換の AWS 独自 API を使用するため、JMS 依存部分を広範に書き換える必要があり要件に合いません。

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