SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計
ある企業は安定稼働する基幹バッチ処理を年間通じて一定量のコンピューティングで実行している。現在はEC2(m5ファミリー)上で動作するが、今後1年でワークロードの一部をAWS FargateやAWS Lambdaへ段階的に移行し、EC2もインスタンスファミリーやリージョンを変更する可能性がある。1年間のコミットメントで最大限の割引を得つつ、こうした構成変更にも柔軟に対応できる購入オプションはどれか。
ACompute Savings Plans(1年)を購入する
✓ 正解
Compute Savings PlansはEC2の任意ファミリー・サイズ・リージョン・OSに加えFargateとLambdaにも自動適用される。最大の割引を得つつ、将来のFargate/Lambda移行やファミリー・リージョン変更にも柔軟に対応でき、提示された要件に合致する。
BEC2 Instance Savings Plans(1年・m5ファミリー)を購入する
EC2 Instance Savings Plansは指定リージョン内のm5ファミリーに割引が限定される。リージョンやファミリーの変更には追従できず、FargateやLambdaの使用にも適用されないため、柔軟性の要件を満たさない。
Cスタンダードリザーブドインスタンス(1年・m5、リージョン指定)を購入する
スタンダードリザーブドインスタンスはインスタンスファミリーとリージョンが固定され、後から変更できない。FargateやLambdaも割引対象外であり、将来の構成変更への柔軟性という要件を満たせない。
Dコンバーティブルリザーブドインスタンス(1年)を購入する
コンバーティブルリザーブドインスタンスは交換によりファミリーやOSを変更できるが交換という運用が必要で、対象はEC2のみ。FargateやLambdaには適用されず、計画している移行に対応できない。
解説
Compute Savings Plansは1年または3年のコンピュート使用量($/時)をコミットする代わりに割引を提供し、EC2の任意のインスタンスファミリー・サイズ・リージョン・OSに加え、FargateとLambdaの使用にも自動適用される。将来のFargate/Lambda移行やファミリー・リージョン変更に最も柔軟に対応できる。
選択肢BのEC2 Instance Savings Plansは指定リージョンのm5ファミリーに限定され、Fargate/Lambdaには適用されない。
選択肢Cのスタンダードリザーブドインスタンスはファミリー・リージョンが固定で変更できず、Fargate/Lambdaも対象外。
選択肢DのコンバーティブルリザーブドインスタンスはEC2内でファミリー変更は可能だが交換操作が必要で、Fargate/Lambdaには適用されない。
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