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SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計

ある大企業のクラウドアーキテクトチームは、AWSコスト削減計画を策定しています。同社は以下のワークロードを安定して運用しています。 ・複数のインスタンスファミリー(m系・c系・r系)を複数リージョンで使用するEC2 ・数百のサーバーレス関数として動作するAWS Lambda ・Amazon ECS on Fargateで運用するコンテナワークロード 過去12ヶ月のコスト分析から支出額が安定していることが確認されており、将来のアーキテクチャ変更への柔軟性を維持しながら最もコスト効率の高い割引プランを選択したい。最適な選択肢はどれですか?

A
Compute Savings Plans(1年・一部前払い)を採用し、EC2・Lambda・Fargateをまたいだ柔軟な割引を受ける
✓ 正解
Compute Savings Plansは最大66%の割引をEC2・Lambda・Fargateに横断的に自動適用します。インスタンスファミリーやリージョンに縛られず、将来のアーキテクチャ変更にも割引が追随するため、複合ワークロードで最も柔軟性とコスト効率を両立できる選択肢です。
B
EC2 Instance Savings Plans(1年・一部前払い)を採用し、インスタンスファミリーごとに最大の割引率を確保する
EC2 Instance Savings Plansは最大72%と高い割引率ですが、適用対象が特定インスタンスファミリーと特定リージョンのEC2に限定されます。LambdaとFargateには適用されず、インスタンスファミリー変更時に割引が無効になるため、複合ワークロードへの柔軟な対応ができません。
C
主要インスタンスにRegional Reserved Instances(1年・全額前払い)を購入し、EC2コストに最大割引率を適用する
Regional Reserved Instancesは全額前払いで最大の割引率を実現しますが、特定インスタンスタイプのEC2にのみ適用され、LambdaとFargateは対象外です。インスタンスファミリー変更や他サービスへの移行に対応できず、将来の柔軟性が大きく損なわれます。
D
すべてのEC2ワークロードをSpot Instancesに移行し、中断を許容する設計で最大90%のコスト削減を実現する
Spot Instancesはオンデマンド比最大90%の割引を提供しますが、AWSの余剰キャパシティ回収時に中断される可能性があります。安定稼働が求められる本番ワークロードには不適切で、LambdaやFargateへの適用もできません。

解説

選択肢AのCompute Savings Plansは最大66%の割引を提供し、EC2(インスタンスファミリー・サイズ・リージョン・OS問わず)・AWS Lambda・Amazon ECS on Fargateの全てに自動適用されます。将来的にEC2のインスタンスファミリーを変更したり、ワークロードをLambdaやFargateに移行した場合でも、コミットメント内で割引が継続します。EC2・Lambda・Fargateにまたがる複合的なコンピュートワークロードに対して最も柔軟性と汎用性が高い割引プランです。 選択肢BのEC2 Instance Savings Plansは最大72%の割引でCompute Savings Plansより割引率は高いですが、特定のインスタンスファミリー・リージョンにのみ適用され、LambdaとFargateには適用されません。 選択肢CのRegional Reserved Instances(全額前払い)は最大の割引率を提供しますが、LambdaとFargateには適用されず、インスタンスファミリー変更時には割引が無効になるため将来の柔軟性に欠けます。 選択肢DのSpot Instancesは最大90%の割引を提供しますが、AWSからの中断リスクがあり常時稼働が必要な本番ワークロードには適さず、LambdaとFargateにも適用できません。

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