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SAAコスト最適化されたアーキテクチャの設計

あるEコマース企業は、商品画像をAmazon S3に保存しています。アップロード後30日間は商品検索や一覧表示で頻繁にアクセスされ、30〜90日間はごくまれにアクセスされます。90日以降はほとんどアクセスされませんが、監査目的で2年間の保持が義務付けられており、2年後に削除します。アクセスパターンは予測可能です。ストレージコストを最小化するS3ライフサイクルポリシーはどれですか?

A
S3 Standard のみで2年間保持し、期限後に削除する
S3 Standardのみで2年間保持すると、アクセスパターンが低頻度に変化した際のストレージコストが最も割高になり、最適ではありません。
B
S3 Standard(30日)→ S3 Intelligent-Tiering(60日)→ S3 Glacier Flexible Retrieval(残存期間)→ 2年後に削除する
Intelligent-Tieringは自動的にアクセスパターンに応じて層を変更しますが、オブジェクト監視料金(1,000オブジェクトあたり約0.0025USD)が不要なコストになり、予測可能なパターンでは非効率です。
C
S3 Standard(30日)→ S3 Standard-IA(60日)→ S3 Glacier Instant Retrieval(残存期間)→ 2年後に削除する
✓ 正解
Standard(30日)からStandard-IA(60日)へ移行し、その後Glacier Instant Retrievalに移行することで、コストを大幅削減しながらアクセスニーズにも対応します。最小保持期間の要件も満たします。
D
S3 Standard(30日)→ S3 One Zone-IA(残存期間)→ 2年後に削除する
One Zone-IAは単一AZのみに保存するため、監査用データに求められる耐久性要件(複数AZ保持)を満たしておらず、適切ではありません。

解説

選択肢AのS3 Standardのみで2年間保持する方法は、ストレージクラスを切り替えないため2年間Standard料金が発生し続け、最もコストが割高になります。 選択肢BのS3 Intelligent-Tieringは、アクセスパターンが予測可能な場合にオブジェクト監視料金(1,000オブジェクトあたり約0.0025USD)が不要なコストとなるため最適ではありません。 選択肢CはS3 Standard(30日)→ Standard-IA(60日)→ Glacier Instant Retrieval(残存期間)の構成で、予測可能なアクセスパターンに最適です。Standard-IAで30〜90日のコストを削減し(最低30日保持要件も満たす)、90日以降はGlacier Instant Retrievalで大幅にコスト削減しつつ監査時の即時取得も維持できます。 選択肢DのOne Zone-IAは単一AZ(アベイラビリティゾーン)のみにデータを保存するため、監査目的で2年間保持が義務付けられたデータには耐久性リスクがあります。

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