SAA弾力性に優れたアーキテクチャの設計

中規模の EC サイトが RDS MySQL(シングル AZ、db.m5.large)を使用している。ビジネス要件として「RPO(Recovery Point Objective:最大許容データ損失時間)30分以内、RTO(Recovery Time Objective:最大許容停止時間)10分以内」が定められた。最小の運用負荷かつコスト最適な構成に変更するにはどれが適切か?

A
RDS Multi-AZ 配置に変更し、自動フェイルオーバーを有効化する
✓ 正解
RDS Multi-AZ は同期レプリケーションにより自動フェイルオーバー(通常 1〜2 分)を提供し、RTO 10分・RPO 30分の要件を満たす最小コストの選択肢。
B
同一 AZ にリードレプリカを作成し、障害時にアプリケーションの接続先エンドポイントを手動で切り替える
リードレプリカは非同期レプリケーションで手動切り替えが必要なため RTO 要件を満たしにくい。
C
毎時 RDS スナップショットを取得して S3 に保存し、障害時にスナップショットから復元する
毎時スナップショットは RPO ぎりぎりだが復元に数十分以上かかり RTO 超過の恐れがある。
D
RDS を Amazon Aurora MySQL に移行し、マルチ AZ 構成の Aurora クラスターを構築する
Aurora はより高機能だが費用も高く本要件ではオーバースペック。

解説

RDS Multi-AZ は同期レプリケーションにより自動フェイルオーバー(通常 1〜2 分)を提供し、RTO 10分・RPO 30分の要件を満たす最小コストの選択肢。 選択肢Bのリードレプリカは非同期レプリケーションで手動切り替えが必要なため RTO 要件を満たしにくい。 選択肢Cの毎時スナップショットは RPO ぎりぎりだが復元に数十分以上かかり RTO 超過の恐れがある。 選択肢DのAurora はより高機能だが費用も高く本要件ではオーバースペック。

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