SAA高性能なアーキテクチャの設計
グローバルなモバイルシューティングゲームが、米国・欧州・アジアのプレイヤーにリアルタイム対戦機能を提供しています。ゲームサーバーは us-east-1 の EC2(NLB の背後)に集約されており、遠隔地プレイヤーのレイテンシが問題です。UDP プロトコルを使用するゲームロジックを変更せずに、グローバルなレイテンシを改善する方法として最も適切なものはどれですか。
AAWS Global Accelerator を設定し、anycast IP でユーザーを最寄りエッジ経由で AWS バックボーンへルーティングする
✓ 正解
AWS Global Accelerator は anycast により最寄りエッジへ誘導し、AWS バックボーン経由で転送するため公衆インターネット経路を最小化する。TCP・UDP 両対応で既存コード変更不要なため最適。
BAmazon CloudFront をゲームサーバーのオリジンとして設定し、エッジロケーションでキャッシュとトラフィック処理を行う
Amazon CloudFront は HTTP/HTTPS キャッシュ CDN であり UDP プロトコル非対応。UDP を使用するゲーム通信には適用できずレイテンシ改善効果も得られない。
CAmazon Route 53 のレイテンシーベースルーティングで各リージョンにゲームサーバーを分散配置して誘導する
Amazon Route 53 レイテンシーベースルーティングは DNS 解決で最適リージョンへ誘導するが、エッジから宛先まで公衆インターネット経路のまま。Global Accelerator と比べレイテンシ削減効果が限定的。
D各リージョンに NLB を配置し、Route 53 のヘルスチェックと Failover ルーティングで可用性を確保する構成
Route 53 Failover は可用性向上には有効だが DNS ベースのため anycast のような経路最適化はできない。複数リージョンへのサーバー分散でコストと管理負荷も増える。
解説
AWS Global Accelerator は anycast を使用して世界中のユーザーを最も近い AWS エッジロケーションに誘導し、AWS 内部バックボーンネットワーク経由で最終エンドポイントへ接続する。公衆インターネットを経由する区間を最小化し、TCP・UDP の両プロトコルをサポートするため、既存の UDP ゲームロジックを変更せずに遠隔地プレイヤーのレイテンシを大幅削減できる。
選択肢Bの Amazon CloudFront は HTTP/HTTPS のキャッシュ型 CDN であり、UDP プロトコルをサポートしていないため UDP ベースのゲーム通信には使用できない。
選択肢Cの Amazon Route 53 レイテンシーベースルーティングは DNS 解決時に最適リージョンへ誘導するが、エッジから宛先までは公衆インターネット経路のままで anycast のような経路最適化効果は得られない。
選択肢Dの Route 53 Failover 構成は可用性向上に有効だが、DNS ベースのため経路最適化効果は限定的で複数リージョンへのサーバー分散によりコストと管理負荷も増大する。
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