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MLAMLソリューションの監視、メンテナンス、セキュリティ

ある製薬会社が、薬物相互作用を予測するBERT-large(モデルサイズ340MB)をSageMakerリアルタイムエンドポイント(ml.p3.2xlarge、約$3.06/時間)で本番運用しています。新たな要件として「P99レイテンシー50ms以内・ピークスループット1,000リクエスト/秒を維持しながら、現行コストから60%以上削減すること」が課されました。以下の移行候補のうち、これら3要件をすべて同時に満たす構成はどれか。

A
ml.inf2.xlargeへ移行し、AWS Neuron SDKでモデルをInferentia2向けにコンパイルしてエンドポイントにデプロイする(約$0.76/時間)
✓ 正解
AWS Inferentia2はディープラーニング推論専用カスタムシリコンで、ml.inf2.xlargeは約$0.76/時間(p3.2xlarge比約75%削減)。BERT-largeで1,000 RPS超かつP99 50ms以内を達成でき、3要件をすべて満たす唯一の構成。Neuron SDKによる事前コンパイルが必要だが、実装コストは小さい。
B
ml.g5.xlargeへ移行し、TensorRTとFP16量子化でGPU推論を最適化してスループットとレイテンシーを向上させる(約$1.41/時間)
ml.g5.xlarge(NVIDIA A10G GPU搭載)は低レイテンシー・高スループットを実現できるが、約$1.41/時間はml.p3.2xlarge($3.06/時間)との差が約54%削減にとどまり、要件の60%以上のコスト削減を達成できないため不適切。レイテンシーとスループットは満たすがコスト要件が失格となる。
C
ml.c7g.2xlarge(AWS Graviton3)へ移行し、SageMaker NeoでARMアーキテクチャ向けINT8量子化コンパイルを適用する(約$0.36/時間)
ml.c7g.2xlarge(Graviton3)は約$0.36/時間と低コストだが、CPUベースのARMプロセッサはDL推論用アクセラレーターを持たず、1,000 RPS・P99 50ms以内というBERT-largeの要件を満たす推論スループットとレイテンシーを同時に確保できない。コスト要件は超過達成するが性能要件が失格。
D
ml.m5.4xlargeへ移行し、ONNX RuntimeでINT8量子化を適用してCPU推論コストを最小化してデプロイする(約$0.77/時間)
ml.m5.4xlargeは約$0.77/時間でコスト削減目標は達成するが、汎用CPUはBERT-largeの1,000 RPSを処理しながらP99レイテンシー50ms以内を実現する推論性能を持たず、スループットとレイテンシーの2要件を同時に満たせない。コストはAと同等だが性能で劣る。

解説

AWS Inferentia2(inf2)はTransformerモデルの大規模推論向けに設計されたカスタムシリコンです。ml.inf2.xlargeは約$0.76/時間で、ml.p3.2xlarge($3.06/時間)との差は約75%削減となり、60%削減要件を超過達成します。 BERT-largeクラスのモデルで1,000 RPS超のスループットとP99 50ms以内のレイテンシーを実現でき、3要件をすべて同時に満たします。AWS Neuron SDKはPyTorch/TensorFlowモデルをInferentia2のNeuronコア向けにコンパイルし、ハードウェアを最大限に活用します。 選択肢Bのml.g5.xlargeはNVIDIA A10G GPUで低レイテンシーと高スループットを達成できますが、約$1.41/時間はp3.2xlargeとの差が約54%削減にとどまり、60%削減の要件を満たせない。 選択肢Cのml.c7g.2xlarge(Graviton3)は約$0.36/時間と低コストでコスト要件は超過達成するが、CPUベースのARMプロセッサはDL推論アクセラレーターを持たず、BERT-largeの1,000 RPS・P99 50ms以内という同時要件を満たす推論性能を確保できない。 選択肢Dのml.m5.4xlargeは約$0.77/時間でコスト削減目標は達成できるが、汎用CPUではBERT-largeの1,000 RPS推論をP99 50ms以内で処理するスループットとレイテンシーの両要件を同時に満たす能力が不足する。

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