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MLAMLモデルの開発複数選択

不正検出モデルを SageMaker の組み込みアルゴリズム XGBoost でトレーニングしています。データセットは正常取引 99%・不正取引 1% という極端なクラス不均衡があり、初期モデルは Accuracy(正解率)99% を記録しましたが、不正取引をほとんど検出できていません。この問題に最も効果的に対処する方法を 2 つ選択してください。

A
XGBoost の scale_pos_weight ハイパーパラメータに正例(不正取引)と負例(正常取引)の比率(約 99)を設定してクラス不均衡を補正する
✓ 正解
XGBoostのscale_pos_weightで正例と負例の比率を指定することで、マイノリティクラス(不正)の損失を重く扱います。モデルが少数派の不正パターン学習を優先するため、クラス不均衡への根本的な補正が実現します。
B
評価指標として Accuracy を引き続き使用し、決定しきい値のみを 0.5 から下げる
Accuracyはマジョリティクラスに偏った評価になるため、クラス不均衡データには不適切です。決定しきい値の下げだけでは根本的な解決にはなりません。
C
評価指標を AUC-ROC(受信者動作特性曲線下面積:閾値に依存しない判別能力の総合指標)または F1 スコア(適合率と再現率の調和平均)に変更する
✓ 正解
AUC-ROCはすべての分類しきい値での性能を評価し、F1スコアは少数クラスの適合率と再現率を調和的に評価します。クラス不均衡環境での正確な性能測定に適しています。
D
max_depth を大幅に増加させてモデルの複雑度を上げる
モデル複雑度の増加はクラス不均衡の根本的な解決策ではなく、過学習や汎化性能低下のリスクが増加します。
E
learning_rate を大幅に下げてトレーニングラウンド数を増やす
学習率の調整はクラス不均衡への直接的な対処ではなく、トレーニング時間の増加のみが結果です。

解説

クラス不均衡(正常取引99%:不正取引1%)への対処として有効な2つのアプローチを解説します。 選択肢Aのscale_pos_weightは、マイノリティクラス(不正取引)の損失をマジョリティクラス(正常取引)より重く扱うことで、モデルが不正パターンを学習しやすくなります。正例と負例の比率(約99)を設定することでクラス不均衡を直接補正できる有効な手法です。 選択肢BのAccuracyを引き続き使用しながら決定しきい値のみを変更するアプローチは根本的な解決策になりません。Accuracyは全件の正解率であり、99%が正常取引のデータでは全件を正常と予測するだけで99%のAccuracyが達成できてしまうため、不正検出の改善には不十分です。 選択肢CのAUC-ROCはすべての分類しきい値での判別能力を評価し、F1スコアは少数クラスの適合率と再現率を均衡良く評価するため、クラス不均衡データに適した評価指標です。 選択肢Dのmax_depthの増加はモデルの複雑度を上げますが、クラス不均衡そのものを補正する機能はなく、過学習リスクが高まるだけです。 選択肢Eのlearning_rateを下げてトレーニングラウンド数を増やす手法は収束改善には有効ですが、クラス不均衡の根本的な解決策にはなりません。

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