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DVAトラブルシューティングと最適化

Eコマース企業のチェックアウト処理はAWS Lambda関数で実装されています。この関数は起動時にMLモデルをメモリにロードするため、コールドスタートに約8〜10秒かかります。通常時は問題ありませんが、フラッシュセール開始直後の数秒間に最初のリクエストで高レイテンシーが発生し、カート放棄率が上昇しています。コスト効率を維持しながらこの問題を解決する最善の方法はどれですか?

A
Lambda関数のメモリを最大値(10,240MB)に設定してCPUパワーを向上させ、コールドスタート時のMLモデル初期化時間を短縮する
Lambda関数のメモリを最大値(10,240MB)に設定し、CPUパワーを上げる方法は、コールドスタートをわずかに短縮する効果はありますが根本的な解決にはなりません。
B
Lambda関数にプロビジョニング済みコンカレンシー(Provisioned Concurrency)を設定し、指定した数の実行環境を常に初期化済みの状態に保つ
✓ 正解
Provisioned Concurrency(プロビジョニング済みコンカレンシー)を設定すると、指定した数のLambda実行環境が常に初期化・ウォームアップされた状態に維持されコールドスタートが発生しません。
C
Lambda関数のタイムアウト値を30秒に延長し、コールドスタートによる遅延が完了するまでリクエストを待機させるよう設定する
Lambda関数のタイムアウト値を30秒に増やす方法は、コールドスタート時間を短縮せず、レイテンシー問題を解決しません。
D
Amazon EventBridge Schedulerで5分間隔にダミーリクエストを送信してLambda関数の実行環境をウォームアップしておく
EventBridge Schedulerで5分ごとにダミーリクエストを送信してLambda関数をウォームアップしておく方法は、信頼性が低く非効率です。

解説

Provisioned Concurrency(プロビジョニング済みコンカレンシー)を設定すると、指定した数のLambda実行環境が常に初期化・ウォームアップされた状態に維持されコールドスタートが発生しません。フラッシュセールなどの予測可能なトラフィック増加前にスケジュールで設定・解除することでコスト効率も維持できます。 選択肢AはLambdaのメモリ増加によりCPUも向上しコールドスタートをわずかに短縮する効果はありますが、8〜10秒の待機自体はなくならず根本的な解決になりません。またコストが大幅に増加します。 選択肢CはLambda関数の最大実行時間を延ばすのみで、コールドスタートの発生自体を防ぐ効果はなく、ユーザーは依然として長時間待たされます。 選択肢DはEventBridgeからの定期Pingで単一の実行環境を維持できますが、フラッシュセール時の同時多数リクエストに対して複数の実行環境を確保することはできません。

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