DVAAWSのサービスを使用した開発

開発チームはAmazon API GatewayをフロントエンドとするREST APIを設計していますが、バックエンドとなるAWS Lambda関数の開発が遅れています。フロントエンド開発者の作業をブロックしないよう、API仕様に基づいた静的なダミーJSON応答を一時的に提供したいと考えています。インフラリソースのプロビジョニングを伴わずにこの要件を満たす最適な方法はどれですか。

A
API Gatewayのモック(MOCK)統合を構成し、マッピングテンプレートを使用して静的なJSONレスポンスを返却する。
✓ 正解
モック統合を使用すると、バックエンドリソースを一切プロビジョニングすることなく、API Gatewayの設定のみでスタブとなる静的レスポンスを生成・返却できます。
B
API Gatewayのステージ変数内にダミーのJSONレスポンスを定義し、クライアントからのリクエスト時に直接返却する。
ステージ変数はLambda関数のARNやHTTPエンドポイントのURLなどを環境ごとに動的に切り替えるためのものであり、レスポンスボディそのものを定義・返却する用途には使用しません。
C
AWS Lambda関数をスタブとして一時的に作成し、プロビジョンドコンカレンシーを有効化して高速にダミーデータを返す。
一時的なLambdaスタブを作成する方法でも実現可能ですが、関数のデプロイ作業や課金が発生するため、API Gateway単体で完結するモック統合に比べて運用効率が劣ります。
D
Amazon S3バケットにダミーのJSONファイルを配置し、API GatewayのHTTP統合を経由して直接読み込ませる。
S3バケットとHTTP統合を組み合わせることも技術的には可能ですが、ダミー応答のためだけにインフラを新規構築する必要があり、APIの仕様変更への追従も手間がかかります。

解説

API Gatewayのモック(MOCK)統合機能を使用すると、バックエンドを呼び出すことなく、API Gateway自身でAPIのレスポンスを直接生成してクライアントに返すことができます。マッピングテンプレートを利用することで、リクエストパラメータに基づく動的なダミーレスポンスの生成や、CORSの事前フライトリクエストに対するOPTIONSメソッドの応答設定などに活用されます。バックエンドの実装を待たずにフロントエンドの開発を進行させる用途に最適です。

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