DOPモニタリングとロギング
本番環境のECSサービスで、P99レイテンシー(99パーセンタイル:全リクエストの99%が収まる応答時間の上限値)が突然悪化したとアラートが発報された。根本原因を迅速に特定するために、DevOpsエンジニアが最初に確認すべき情報の組み合わせとして最も適切なものはどれですか?
ACloudTrailの最近のAPIコールとIAMポリシーの変更履歴
CloudTrailのAPIコールやIAMポリシー変更履歴は、誰がどの操作を行ったかを監査する記録であり、レイテンシー悪化のようなパフォーマンス問題の即時診断には適していません。
BContainer Insights・ALBのTargetResponseTime・X-Rayトレース
✓ 正解
P99レイテンシー悪化の初動調査はリソース枯渇(CPU/メモリ)→ロードバランサーレベルのレスポンスタイム分布→分散トレースでの遅延箇所特定の順で進めます。Container InsightsはコンテナレベルのCPU/メモリ、ALBメトリクスはリクエスト分布、X-Rayは遅延の原因サービスを特定できます。
CECSサービスのデプロイイベント履歴とRDSのスロークエリログ
ECSのデプロイ履歴やRDSスロークエリログは原因の切り分けに役立つ場合もありますが、初動でメトリクスとトレースを確認するより優先度は低く、最適な組み合わせではありません。
DVPCフローログとNetwork Reachability Analyzerの結果
VPCフローログやNetwork Reachability Analyzerは接続性や到達性の確認に用いるもので、ネットワーク経路の問題には有効ですがレイテンシーの内訳分析には不向きです。
解説
P99レイテンシー悪化の初動調査はリソース枯渇(CPU/メモリ)→ロードバランサーレベルのレスポンスタイム分布→分散トレースでの遅延箇所特定の順で進めます。Container InsightsはコンテナレベルのCPU/メモリ、ALBメトリクスはリクエスト分布、X-Rayは遅延の原因サービスを特定できます。
選択肢AのCloudTrailの最近のAPIコールとIAMポリシーの変更履歴は、API操作の監査記録であり即時の性能問題の診断には向きません。
選択肢CのECSサービスのデプロイイベント履歴とRDSのスロークエリログは、二次的な調査には有用ですが初動調査の最適な組み合わせではありません。
選択肢DのVPCフローログとNetwork Reachability Analyzerの結果は、ネットワーク到達性の確認用でありレイテンシー分析には不向きです。
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