ある企業は AWS Organizations 配下で数十のメンバーアカウントを運用しており、専用のセキュリティアカウントを1つ持つ。DevOps チームは、各メンバーアカウントで発生する特定のイベント(ルートユーザーによるサインイン、IAM ポリシーのアタッチなど)をセキュリティアカウントでリアルタイムに集約し、検知したら自動修復用の AWS Systems Manager Automation ランブックを起動したい。マネージド運用の負荷を抑えつつこの要件を満たすために実施すべきアクションを2つ選べ。
コンソールのサインインや IAM の変更などの AWS サービスイベントは、発生したアカウントのデフォルトイベントバスに配信される。これをセキュリティアカウントに集約するには、集約先にカスタムイベントバスを作成し events:PutEvents を許可するリソースベースポリシーを付与したうえで、各メンバーアカウントに対象イベントを当該バスへ転送する EventBridge ルールを作成する。 集約先のバスでは、対象イベントに一致し Systems Manager Automation ランブックを起動するルールを作成することで、リアルタイム検知と自動修復を実現できる。EventBridge のクロスアカウント連携はマネージドで、追加のインフラ運用を抑えられる。 選択肢3の Config アグリゲータ は設定項目の読み取り専用集約であり、リアルタイムのイベント転送や集約先からの一括修復はできない。 選択肢4の 組織の証跡と Athena はログの監査・バッチ分析向けで、リアルタイム応答には適さない。 選択肢5の CloudTrail は SNS へイベント内容を直接送信できず(SNS 通知はログファイル配信の通知に限られる)、ランブック起動の要件を満たせない。