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DOPインシデントとイベントへの対応

ある企業では、Elastic IPアドレスとAmazon EBSボリュームを持つ重要なシングルEC2インスタンス(Auto Scalingグループなし)を運用しています。このインスタンスはAWSの基盤ハードウェア障害により稀に応答不能になることがあります。インスタンスのElastic IP・EBSデータ・プライベートIPを保持したまま自動回復させ、かつ回復時にオンコールチームへ通知したいと考えています。最も適切な実装はどれですか?

A
StatusCheckFailed_Instanceメトリクスに対してCloudWatchアラームを作成し、アラームアクションとしてLambda関数を起動してインスタンスの停止・起動(stop/start)を実行する
(StatusCheckFailed_Instance)はOS内部の問題を示すため、recoverではなく停止・起動が必要。
B
StatusCheckFailed_SystemメトリクスのCloudWatchアラームに、EC2 recoverアクションとSNSトピックへの通知を同時に設定する
✓ 正解
StatusCheckFailed_SystemはAWSホストのハードウェア障害を示します。CloudWatchのEC2 recoverアクション(arn:aws:automate:region:ec2:recover)は別の物理ホストへ移行しながらElastic IP・EBSボリューム・インスタンスID・プライベートIPをすべて保持します。1つのアラームに複数のアクションを同時設定できます。
C
StatusCheckFailed_Systemメトリクスに対してCloudWatchアラームを作成し、Auto Scalingのインスタンス終了・置換アクションをトリガーする
(Auto Scaling)はシングルEC2インスタンス(Auto Scalingグループなし)の要件に反する。
D
Systems Manager Run Commandのスケジュール実行ドキュメントを5分間隔で設定し、StatusCheckFailed_Systemメトリクスが閾値超過時にシェルスクリプトでインスタンスを再起動する
(Systems Manager)はシステムレベルの自動回復に不向き。

解説

EC2 の基盤ハードウェア障害の自動回復には StatusCheckFailed_System メトリクスと EC2 recover アクションを組み合わせます。 選択肢A(StatusCheckFailed_Instance)は不正解です。StatusCheckFailed_Instance は OS 内部の問題を示すメトリクスであり、適切な対応は recover アクションではなくインスタンスの停止・起動(stop/start)です。ただし stop/start では Elastic IP やプライベート IP の保持が保証されません。 選択肢B(StatusCheckFailed_System + EC2 recover + SNS)が正解です。StatusCheckFailed_System は AWS ホストのハードウェア障害を示し、EC2 recover アクション(arn:aws:automate:region:ec2:recover)は別の物理ホストへ移行しながら Elastic IP・EBS ボリューム・インスタンス ID・プライベート IP をすべて保持します。1 つのアラームに recover と SNS 通知の 2 つのアクションを同時設定できます。 選択肢C(Auto Scaling)は不正解です。Auto Scaling グループを持たないシングル EC2 インスタンスの要件に反しており、インスタンスが置換されると Elastic IP やプライベート IP が失われる可能性があります。 選択肢D(Systems Manager Run Command)は不正解です。定期スケジュールでシェルスクリプトによる再起動を試みる方式は、ハードウェア障害時に確実な自動回復を保証できず、Elastic IP・EBS ボリューム・プライベート IP の保持も担保されません。

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