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DOPインシデントとイベントへの対応

あるマルチテナント SaaS プラットフォームが Amazon API Gateway + Lambda で REST API を提供しています。毎日ピーク時間帯に API のスロットリングエラー(HTTP 429)が急増し、一部テナントのサービスが影響を受けています。SRE(サイト信頼性エンジニア)チームは以下を特定したいと考えています。 ・API コール数の大半を占めている上位テナント(テナントIDはアクセスログのカスタムフィールドに含まれる) ・高頻度でエラーを発生させている上位エンドポイント ・リクエスト数の多い上位送信元IPアドレス リアルタイムで上位コントリビューターを継続的に把握し、インシデント発生時に即座に参照できる仕組みとして最も適切なものはどれですか?

A
API Gateway のアクセスログを CloudWatch Logs に送り、CloudWatch Contributor Insights のルールで上位コントリビューターをリアルタイムに継続集計する
✓ 正解
CloudWatch Contributor Insights は CloudWatch Logs のログから指定フィールドの上位コントリビューターをリアルタイムに継続集計・可視化するマネージド機能で、ルールを一度作れば自動更新され、インシデント時に即座に上位テナントやIPを参照できます。
B
API Gateway のアクセスログを Amazon S3 に転送し、AWS Glue クローラーでスキーマを検出して Amazon Athena でテナントID・エンドポイント別のアドホッククエリを都度実行する
S3・Glue・Athena はアドホックな大規模分析には有効ですが、継続的なリアルタイム集計ではなくインシデント時に都度クエリを実行する必要があり、常時の上位コントリビューター把握という要件を満たしません。
C
AWS X-Ray トレーシングを Lambda 関数に有効化し、X-Ray サービスマップとトレース分析でエンドポイント別のエラー率・レイテンシー・呼び出し元をテナント単位で確認する
X-Ray はサービス間のトレースとレイテンシー分析に特化し、テナントやIP単位のリクエスト数上位コントリビューターを継続集計する機能はなく、本要件の常時ランキング把握には不向きです。
D
CloudWatch Logs Insights でアクセスログを手動検索し、正規表現でテナントID・IPアドレスを抽出して上位件数のカウントクエリを都度実行する
CloudWatch Logs Insights は強力な手動クエリツールですが、継続的な自動集計ではなくアドホック検索であり、常時監視とインシデント時の即時参照という要件を満たしません。

解説

CloudWatch Contributor Insights は CloudWatch Logs のログデータから、指定したフィールドの上位コントリビューターをリアルタイムで継続的に集計・可視化するマネージドサービスです。ルールを一度設定すれば自動更新されるため、インシデント発生時に即座に「どのテナントが最も多くリクエストを送っているか」を参照できます。 選択肢BのAmazon S3 と AWS Glue、Amazon Athena を使用したアプローチはアドホック分析には強力ですが、継続的なリアルタイム集計ではなく、インシデント時に手動でクエリを実行する必要があります。 選択肢CのAWS X-Ray トレーシングはサービス間のトレースとレイテンシー分析に特化しており、テナント別リクエスト数の上位コントリビューター集計には対応していません。 選択肢DのCloudWatch Logs Insights は強力な手動クエリツールですが、継続的な自動集計ではなくアドホック検索であるため、常時監視と即座の参照という要件を満たしません。

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