セキュリティ運用チームはAmazon GuardDutyから「UnauthorizedAccess:IAMUser/InstanceCredentialExfiltration.InsideAWS」という検出結果を受け取りました。この検出結果は、EC2インスタンスのメタデータサービス(IMDS)から取得されたIAM認証情報が、AWS組織外の別AWSアカウントから使用されていることを示します。チームはこの侵害の全体範囲(どのリソースへのアクセスがあったか・接続元IPアドレス・横展開(ラテラルムーブメント:侵入後に他のリソースへ移動すること)の有無)を15分以内に把握する必要があります。どのサービスが最も効率的にこれを実現しますか?
Amazon Detective は、GuardDuty・CloudTrail・VPC Flow Logs のデータを継続的に取り込み、機械学習で振る舞いグラフを自動構築するセキュリティ調査専用サービスです。GuardDuty 検出結果から直接「Investigate in Detective」でリンクをたどることで、侵害されたIAMプリンシパルが過去にアクセスしたリソース・接続元IP・ベースライン比較・時系列変化を数分で可視化でき、15分以内の調査スコープ把握に最適です。 選択肢Bの CloudTrail Insights は今後の異常検知に有用ですが、既に発生した侵害の全体関係図をインタラクティブに可視化する機能はなく、調査が断片的になります。 選択肢Cの Amazon Athena によるSQLクエリは詳細分析に有効ですが、クエリ設計・パーティション設定・実行に時間がかかり15分以内の初期調査には不向きです。横展開の関係性も自動的には可視化できません。 選択肢Dの AWS Security Hub と Step Functions の組み合わせは自動修復や通知に優れますが、インシデント調査のインタラクティブな可視化には対応しておらず、侵害スコープの迅速把握には不向きです。