無限ノック › DOP 練習問題一覧 › 問題
DOP弾力性に優れたクラウドソリューション

ある企業が ALB → EC2(Auto Scaling) → Aurora MySQL の3層構成のWebアプリケーションをAWS上で運用しています。CTOからRTO(目標復旧時間)2時間・RPO(目標復旧時点)30分の達成を継続的に確認するよう指示がありました。現在はアーキテクチャ変更のたびに担当者がスプレッドシートで手動評価を行っており、CI/CDデプロイ後の再評価漏れが問題になっています。デプロイのたびにRTO/RPO達成状況を自動で評価・記録する最も適切なアプローチはどれですか?

A
AWS Trusted Advisorの高可用性チェックを毎日実行し、結果をAmazon SNS経由でチームに通知するLambda関数を実装してデプロイ後の構成変更を追跡する
Trusted Advisorは一般的なベストプラクティスチェックのみで、アプリケーション固有のRTO/RPO目標に照らした評価機能がありません。SNS通知では評価結果の記録やCI/CDへの統合も行えず、デプロイごとの自動評価に不向きです。
B
AWS Resilience HubでRTO/RPO目標を設定し、CI/CDパイプラインにStartAppAssessment APIを組み込んでデプロイごとに自動評価する
✓ 正解
Resilience Hubはレジリエンス評価に特化し、CloudFormationスタック等から検出したリソースを分析してRTO/RPO目標の達成可否を判定します。StartAppAssessment APIでCI/CDに統合でき、デプロイごとの自動評価で再評価漏れを防げます。
C
AWS ConfigのカスタムルールでマルチAZ構成やバックアップ設定の構成ドリフトを検出し、非準拠リソースを自動修復してRTO/RPO準拠を維持する
AWS Configは構成ドリフト検出と自動修復に特化し、RTO/RPO目標の達成可否を評価する機能はありません。マルチAZやバックアップ設定の検出はできても、それが特定のRTO/RPO目標を満たすかは判定できません。
D
Amazon CloudWatchダッシュボードに全コンポーネントのメトリクスを集約し、SLAダッシュボードとしてRTO/RPO達成状況をリアルタイムに可視化して監視する
CloudWatchダッシュボードは稼働中メトリクスの可視化に優れますが、アーキテクチャ設計がRTO/RPO目標を達成できるかの事前評価はできません。実運用の可視化と復旧能力の評価は別問題です。

解説

正解: AWS Resilience Hubでアプリケーションを定義してRTO/RPO目標を設定し、CI/CDパイプラインにStartAppAssessment APIを組み込んでデプロイごとに自動でレジリエンス評価を実行する。 AWS Resilience Hubはアプリケーションのレジリエンスを継続的に評価するための専用サービスです。CloudFormationスタック・タグなどからリソースを自動検出し、設定したRTO/RPO目標に対して現在のアーキテクチャが十分なレジリエンスを持つかを評価します。StartAppAssessment APIをCI/CDパイプラインに組み込むことでデプロイごとに自動評価が実行され、評価漏れを防ぎます。 選択肢Aは、Trusted Advisorは一般的なベストプラクティスチェックを提供しますが、アプリケーション固有のRTO/RPO目標に照らした評価機能はありません。 選択肢Cは、AWS ConfigはリソースのIaC設定からのドリフトを検出しますが、RTO/RPO目標の達成可否を評価する機能はありません。 選択肢Dは、CloudWatchダッシュボードは稼働中のメトリクスをリアルタイム可視化しますが、アーキテクチャ設計がRTO/RPO目標を達成できるかの事前評価は行えません。

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