数千台の Amazon EC2 インスタンスを AWS Organizations 配下の複数アカウントで運用する企業がある。AWS 側で発生する計画メンテナンス、インスタンス廃止(instance retirement)、基盤ハードウェア劣化などの運用イベントを見落とすとサービスが停止する恐れがあり、これまで担当者が各アカウントのコンソールを目視確認していた。マルチアカウントを横断してこれらのイベントを自動検知し、対象インスタンスの停止/起動や通知を自動化したい。最も適した構成はどれか。
AWS Health は、計画メンテナンス・インスタンス廃止・基盤劣化など AWS 側で発生する運用イベントとアカウント固有の影響を通知するサービスである。 Organizational View を有効にすると、管理アカウントから組織全体の Health イベントを一元集約できる。 さらに AWS Health は Amazon EventBridge と統合されており、`aws.health` ソースのイベントをルールで受信して SSM Automation・Lambda・SNS などへ自動連携できる。 これにより数千台・マルチアカウント規模でも、対象インスタンスの停止/起動や通知を自動化し、目視確認をなくせる。 選択肢の Trusted Advisor+手動確認は運用イベントの自動連携を欠き、Personal Health Dashboard の目視が残る。 選択肢の Config はリソース構成のコンプライアンス評価が目的で、AWS 側の計画メンテナンスやインスタンス廃止イベントを検知する仕組みを持たない。 選択肢の CloudWatch ステータスチェックは稼働中インスタンスの障害検知には有効だが、事前通知される計画メンテナンスや廃止イベントは CloudTrail には記録されず把握できない。