DOP構成管理と Infrastructure as Code (IaC)
製造業の企業が、CloudFormationでインフラをデプロイする際に、社内のCMDB(Configuration Management Database:構成管理データベース)システムへの登録を自動化したいと考えています。スタックのデプロイ時にCMDB APIを呼び出してエントリを作成し、スタック削除時にはエントリを削除する必要があります。CloudFormationのネイティブ機能の範囲内で、このような外部システムとの統合を実現する最も適切なアプローチはどれですか?
AEventBridgeルールでCloudFormationのスタックイベントを検知し、Lambda関数からCMDB APIを非同期で呼び出す
EventBridgeによる非同期連携ではCloudFormationのスタックライフサイクルと同期できず、削除処理の保証が困難です。
BCloudFormationカスタムリソースを使用し、CREATE/UPDATE/DELETEイベントを受け取るLambda関数からCMDB APIを呼び出す
✓ 正解
CloudFormationカスタムリソース(Type: Custom::XXX)は、AWSが標準でサポートしていない操作をCloudFormationのライフサイクルに組み込む機能です。Lambda関数がCREATE/UPDATE/DELETEイベントを受け取り、処理結果をcfn-responseヘルパー経由でCloudFormationに返します。スタック削除時も自動的にDELETEイベントが発行されるためCMDBクリーンアップも確実に実行されます。
CCloudFormation Hooksを使用して、スタックデプロイ前後にCMDB APIとの整合性を検証する
CloudFormation Hooksはデプロイ前後のポリシー検証(pre/post hook)に使用するものであり、外部システム連携には適しません。
DAWS Systems Manager Automationドキュメントをテンプレートから呼び出し、CMDB登録処理を実行する
Systems Manager Automationドキュメントはテンプレートから直接呼び出すネイティブな仕組みがなく、スタック削除時のクリーンアップも保証できません。
解説
CloudFormation カスタムリソース(Type: Custom::XXX)は、AWS が標準でサポートしていない操作を CloudFormation のライフサイクルに組み込む機能です。Lambda 関数が CREATE/UPDATE/DELETE イベントを受け取り、処理結果を cfn-response ヘルパー経由で CloudFormation に返します。スタック削除時も自動的に DELETE イベントが発行されるため CMDB クリーンアップも確実に実行されます。
選択肢A の EventBridge による非同期連携では CloudFormation のスタックライフサイクルと同期できず、削除処理の保証が困難です。
選択肢B の CloudFormation カスタムリソースは、CREATE/UPDATE/DELETE の各イベントを確実にハンドリングでき、CMDB への登録・更新・削除をスタックのライフサイクルに完全に同期させることができます。
選択肢C の CloudFormation Hooks はデプロイ前後のポリシー検証(pre/post hook)に使用するものであり、外部システム連携には適しません。
選択肢D の Systems Manager Automation ドキュメントはテンプレートから直接呼び出すネイティブな仕組みがなく、スタック削除時のクリーンアップも保証できません。
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