無限ノック › DOP 練習問題一覧 › 問題DOP モニタリングとロギング
グローバルに展開する SaaS 企業が、React 製のシングルページアプリケーション(SPA)を CloudFront + S3 でホスティングしています。バックエンド API は API Gateway + Lambda で構成されています。
ユーザーから「ページロードが遅い」という苦情がありますが、CloudWatch Synthetics カナリア(合成監視テスト)は問題を検出していません。
実際のユーザーブラウザでの以下のデータを収集し、バックエンドトレースと相関させるために最も適切なソリューションはどれですか?
・Core Web Vitals(LCP・FID・CLS などのページ表示速度指標)
・JavaScript エラー
・HTTP リクエストの失敗
A CloudWatch Synthetics Canary のスクリプトをより詳細なユーザー動作シナリオを反映するよう更新し、合成テストの精度を高める
CloudWatch Synthetics カナリアは合成テストであり、実際のユーザーの地域差・ブラウザ差異といった体験を反映しません。
B CloudFront のアクセスログを CloudWatch Logs Insights でクエリ・分析し、レイテンシーパターンを特定する
CloudFront アクセスログはサーバー側データのみで、ブラウザ側の Core Web Vitals や JavaScript エラーは把握できません。
C CloudWatch RUM を SPA に組み込み、実際のユーザーセッションデータを収集して X-Ray トレースと相関させる
✓ 正解
CloudWatch RUM は実際のユーザーブラウザからパフォーマンスデータを収集し、Core Web Vitals(LCP・FID・CLS などのページ表示速度指標)、JavaScript エラー、リソースロード時間を測定します。X-Ray との統合によりフロントエンドからバックエンドまでのエンドツーエンド分析が可能です。
D Lambda@Edge を使用してリクエスト・レスポンスのタイミングをキャプチャし、カスタムメトリクスとして CloudWatch に発行する
Lambda@Edge はリクエスト/レスポンスのサーバー側タイミング計測には利用できますが、ブラウザ上の JavaScript エラーや Core Web Vitals の収集は不可能であり、実ユーザーのフロントエンド体験を把握する手段として不適切です。
解説 CloudWatch RUM は実際のユーザーブラウザからパフォーマンスデータを収集し、Core Web Vitals(LCP・FID・CLS などのページ表示速度指標)、JavaScript エラー、リソースロード時間を測定します。X-Ray との統合によりフロントエンドからバックエンドまでのエンドツーエンド分析が可能です。
選択肢A の CloudWatch Synthetics カナリアは合成テストであり、実際のユーザーの地域差・ブラウザ差異といった体験を反映しません。
選択肢B の CloudFront アクセスログはサーバー側データのみで、ブラウザ側の Core Web Vitals や JavaScript エラーは把握できません。
選択肢D の Lambda@Edge はリクエスト/レスポンスのサーバー側タイミング計測には利用できますが、ブラウザ上の JavaScript エラーや Core Web Vitals の収集は不可能であり、実ユーザーのフロントエンド体験を把握する手段として不適切です。
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