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DOP弾力性に優れたクラウドソリューション

グローバルなマルチプレイヤーゲーム企業が、us-east-1とap-northeast-1のゲームサーバーへTCP/UDPゲームトラフィックをルーティングする新システムを設計しています。要件は以下の通りです。 ①フェイルオーバー後もクライアントアプリがIPアドレスを変更せずに再接続できる(静的エンドポイント) ②ヘルスチェック異常検知から30秒以内にトラフィックを切り替える ③カナリアテスト時にトラフィックの10%だけをap-northeast-1へ送信できる。これらすべてを満たす最も適切なAWSサービスはどれですか?

A
Route 53加重ルーティングポリシーとヘルスチェックを組み合わせる(DNS TTL:60秒)
DNS TTLの制約により30秒以内の切り替えが不可能で、DNSキャッシュにより古いIPへの接続が継続されるため要件を満たせません。
B
AWS Global AcceleratorのAnycast IPアドレスとエンドポイントグループのトラフィックダイヤル機能を使用する
✓ 正解
静的Anycast IP提供により要件①を満たし、30秒以内のヘルスチェックフェイルオーバーで要件②達成、トラフィックダイヤルでカナリアテスト実現が可能です。
C
Application Load Balancer(ALB)をクロスリージョン構成で使用し、リスナールールの重みで10%ルーティングを実装する
HTTP/HTTPSのみサポートでUDP非対応、単一ALBはクロスリージョントラフィック分散非対応のため不適切です。
D
Amazon CloudFrontのオリジングループにゲームサーバーのNetwork Load Balancer(NLB)を登録し、フェイルオーバー設定を有効化する
CloudFrontはHTTP/HTTPSコンテンツ配信に特化しており、低遅延TCP/UDPゲームストリームの要件を満たせません。

解説

AWS Global AcceleratorはすべてのAWSリージョン共通の静的Anycast IPアドレス(2つ)を提供し、フェイルオーバー時もIPが変わりません(要件①)。ヘルスチェックはDNS TTLの制約を受けず、30秒以内の切り替えが可能です(要件②)。エンドポイントグループの「トラフィックダイヤル」で0〜100%の比率を任意に指定でき、カナリアテストが実現できます(要件③)。TCP/UDPの両プロトコルをサポートしている点もゲームトラフィックに最適です。 【A】Route 53はDNSベースのため、TTL(最低60秒)の制約により30秒以内の切り替えが不可能です。またDNSキャッシュにより一部クライアントは古いIPに接続し続けるため要件①②を満たせません。 【C】ALBはHTTP/HTTPSのみをサポートし、UDPには非対応のためTCP/UDPゲームトラフィックには使用できません。また単一ALBはクロスリージョントラフィック分散を行えません。 【D】CloudFrontはHTTP/HTTPSコンテンツ配信に特化しており、低遅延のTCP/UDPゲームストリームのプロキシには対応していません。NLBをオリジンとして登録してもUDPゲームトラフィックの要件を満たせません。

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