あるゲノム研究機関が、us-east-1の100台のEC2インスタンスクラスター上でゲノム解析ワークロードを実行しています。全インスタンスは共有ファイルストレージとしてAmazon EFS(Elastic File System)を使用しており、参照データセット(約50TB)を保存しています。RPO(目標復旧時点)4時間・RTO(目標復旧時間)8時間のDR(ディザスタリカバリ)要件を満たすためにus-west-2へのデータ冗長化戦略を選択します。運用負荷が最も低く要件を確実に満たす解決策はどれですか?
Amazon EFS Replication(EFSレプリケーション)は別リージョンのEFSファイルシステムへの継続的・自動的なレプリケーションを提供するマネージド機能です。通常は15分未満のRPOを達成でき、RPO 4時間の要件を大幅に上回ります。DR発動時はセカンダリEFSをReadWriteモードに昇格(プロモート)させるだけで、us-west-2のEC2クラスターが即座にマウントして利用可能になります。追加のEC2インスタンスや管理スクリプトも不要で運用負荷が最も低い構成です。 選択肢AのDataSyncは4時間ごとのスケジュール同期ではあり、RPO境界値での運用となります。50TBのデルタ同期に予期せず時間を要した場合にRPO違反のリスクがあり、EFS Replicationの継続的レプリケーションより信頼性が劣ります。 選択肢CのRsync + cronジョブはEC2インスタンス自体が障害で停止している場合にバックアップが実行されないリスクがあり、DR発動時にS3から50TBをEFSへ復元する追加工程が必要でRTO 8時間を超える可能性があります。 選択肢DのAWS Backup + クロスリージョンコピーはEFSバックアップの転送は可能ですが、50TBの完全復元には長時間かかりRTO 8時間を超えるリスクがあります。また4時間ごとのスナップショット取得タイミング次第でRPOが境界値を超える懸念もあります。