あるSaaS企業のセキュリティチームが、Amazon GuardDutyから「UnauthorizedAccess:IAMUser/ConsoleLoginSuccess.B」(異常なIPアドレスからのコンソールログイン成功)という検出結果を受け取りました。攻撃者が本番アカウントにアクセスし、複数のサービスを操作した可能性があります。セキュリティチームは以下をすべて実現したいと考えています: ① 侵害が疑われるIAMユーザーが過去30日間に実行したAPIコールと操作を時系列で把握する ② 関連するIPアドレス・ロール・リソースなどのエンティティ(実体)間の関係を視覚的なグラフで確認する ③ 通常の行動ベースライン(behavioral baseline:そのエンティティの過去の通常行動パターン)との差異を分析する ④ GuardDutyの検出結果画面から直接調査ワークフローを開始する これらすべての要件を満たす最も適切なAWSサービスはどれですか?
Amazon Detective はGuardDuty・CloudTrail・VPC Flow Logsなどのデータを自動取り込みし、IAMエンティティ・IPアドレス・リソース間の関係を視覚的なグラフで表示するセキュリティ調査専用サービスです。GuardDuty検出結果から「Investigate in Detective」ボタンで直接遷移でき、最大12ヶ月の行動ベースラインとの比較が可能です。 選択肢BのCloudTrail イベント履歴は、APIコール一覧の時系列確認はできますが、エンティティ関係グラフや行動ベースライン比較の機能を持たず、複数エンティティの横断分析には適していません。 選択肢CのAmazon Macie は、S3バケット内の機密データ(個人情報・認証情報など)の検出・分類に特化したサービスであり、IAM認証情報の侵害調査やAPIコール分析には使用できません。 選択肢DのSecurity Hub は、複数サービスの検出結果を集約・スコアリングするサービスですが、エンティティ関係の可視化や行動ベースラインとの比較分析の機能は持ちません。