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DOPインシデントとイベントへの対応

ある大企業が AWS Organizations で管理する 300 以上のアカウントでミッションクリティカルなワークロードを運用しています。現在、CloudWatch アラームの発報・AWS Config ルールの非準拠検出・Security Hub の重大度 CRITICAL/HIGH 検出結果がそれぞれ異なる Slack チャンネルやメールグループに通知されており、インシデント対応者が関連する問題を複数システム間で突き合わせることに多大な時間を費やしています。DevOps チームは、カスタムの集約システムを構築せずに、すべての運用上の問題をランブック(runbook:障害対応手順書)との関連付けを含めて単一のビューに統合したいと考えています。最小限の運用オーバーヘッドで要件を満たすソリューションはどれですか?

A
管理アカウントに中央 EventBridge バスを作成し、すべてのイベントを Lambda 関数でルーティングして共有 DynamoDB テーブルにレコードを作成する。React ダッシュボードを構築して運用問題を表示・管理する。
EventBridge+Lambda+共有DynamoDBでの集約は、各サービスからのイベント連携が複雑で、運用問題の自動修復機能がありません。OpsCenterのような統合運用管理機能に劣ります。
B
管理アカウントで AWS Systems Manager OpsCenter を有効にし、CloudWatch アラーム・AWS Config ルール・Security Hub から OpsItem を自動作成するよう設定する。運用カテゴリに SSM Automation ランブックを関連付けてワンクリック修復を実現する。
✓ 正解
OpsCenter は CloudWatch・Config・Security Hub などのイベントからOpsItemを自動作成し、SSM Automation ランブックによるワンクリック修復を実現します。組織規模での統合運用管理に最適です。
C
AWS Service Catalog 経由でサードパーティ ITSM(IT Service Management)ツールをデプロイし、各ソースサービスから外部 ITSM システムへ Webhook でプッシュする統合を構成する。
外部ITSMシステムへのWebhook連携はAWSネイティブな統合がなく、初期投資とメンテナンスコストが増加します。AWS内統合管理が推奨されます。
D
Amazon EventBridge Scheduler を使用して CloudWatch・Config・Security Hub の検出結果を 5 分ごとに S3 に集約し、Amazon QuickSight で統合ダッシュボードを構築する。
定期的な5分ごとの集約では、イベント駆動的な即時対応ができません。また QuickSight はダッシュボード表示で、自動修復機能がない為、運用管理としては不十分です。

解説

AWS Systems Manager OpsCenterは、CloudWatchアラーム・EventBridge経由のAWS Config非準拠検出・Security Hubの検出結果からOpsItemを自動生成し、影響を受けたリソースに関連するAWS Config変更履歴・CloudTrailイベント・リソース情報を単一ビューに自動集約します。 SSM AutomationランブックをOpsItemに関連付けて画面から直接実行でき(ワンクリック修復)、カスタム集約システムを構築せずに最小の運用オーバーヘッドで要件を満たします。 選択肢AのEventBridge+Lambda+共有DynamoDB+Reactダッシュボードは、集約ロジックとUIを自前で構築する必要があり運用負荷が大きく、ランブックによる修復機能もありません。 選択肢CのサードパーティITSMツール連携は、Webhook統合やツール運用の初期投資・保守コストが増大し、AWSネイティブな統合になりません。 選択肢DのEventBridge Scheduler+S3+QuickSightは5分ごとのバッチ集約で即時性がなく、ダッシュボード表示のみで自動修復機能がありません。

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