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DOPセキュリティとコンプライアンス

あるフィンテック企業では、Lambda関数がクレジットカード番号・社会保障番号(SSN:米国の個人識別番号)・メールアドレスなどのPII(個人識別情報)を処理します。開発者はデバッグのためCloudWatch Logsにアクセスする必要がありますが、コンプライアンス要件として「PIIがログに含まれた場合でも開発者から見えないようにする」ことが義務付けられています。アプリケーションコードを一切変更せずにこれを実現する最適な方法はどれですか?

A
CloudWatch Logsのデータ保護ポリシー(data protection policy)を作成し、マネージドデータ識別子(クレジットカード番号・SSN・メールアドレス等)を指定してPIIを自動的にマスキングする
✓ 正解
Amazon CloudWatch Logsのデータ保護ポリシーは、ロググループへの書き込み時にクレジットカード番号・SSN・メールアドレス等のPIIをマネージドデータ識別子で自動検出し、アスタリスク(****)でマスキングします。アプリケーションコードの変更不要で、管理者は特別なIAM権限により監査目的で元データを確認できます。
B
CloudWatch Logsサブスクリプションフィルターを設定してログをAmazon Data Firehose経由でLambdaに転送し、PII除去処理後にS3へ保存する。開発者はS3経由でのみマスク済みログにアクセスできるようにする
Kinesis+Lambda経由のPII除去は機能しますが、元のCloudWatch Logsには未加工のPIIが一時的に残り、アーキテクチャも複雑化します。アプリコード不変の要件は満たしますが、過剰な実装です。
C
IAMポリシーでCloudWatch Logsへのアクセスを開発者から完全に剥奪し、別のログ専用アカウントにPII除去済みのログのみをCloudTrailで集約して開発者に提供する
開発者のCloudWatch Logsアクセスを完全に剥奪するとデバッグができなくなり、デバッグアクセスを確保しながらPIIを隠すという要件を両立できません。
D
CloudWatch Logs Insightsのクエリでフィールドをフィルタリングする専用ダッシュボードを作成し、開発者はこのダッシュボード経由でのみログを参照できるよう制限する
CloudWatch Logs InsightsダッシュボードはUIレベルの制限に過ぎず、APIやCLI経由での直接アクセスを防ぐことができないため、コンプライアンス要件の強制力として不十分です。

解説

Amazon CloudWatch Logsのデータ保護ポリシーは、ロググループへの書き込み時にクレジットカード番号・SSN・メールアドレス等のPIIをマネージドデータ識別子で自動検出し、アスタリスク(****)でマスキングします。アプリケーションコードの変更不要で、管理者は特別なIAM権限により監査目的で元データを確認できます。 選択肢BのKinesis+Lambda経由のPII除去は機能しますが、元のCloudWatch Logsには未加工のPIIが一時的に残り、アーキテクチャも複雑化します。アプリコード不変の要件は満たしますが、過剰な実装です。 選択肢Cは開発者のCloudWatch Logsアクセスを完全に剥奪するとデバッグができなくなり、デバッグアクセスを確保しながらPIIを隠すという要件を両立できません。 選択肢DのCloudWatch Logs InsightsダッシュボードはUIレベルの制限に過ぎず、APIやCLI経由での直接アクセスを防ぐことができないため、コンプライアンス要件の強制力として不十分です。

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