DOPモニタリングとロギング
あるEコマース企業のSREチームが、実ユーザーを待たずに購買フロー(商品検索→カート追加→チェックアウト→決済確認)の問題を自動検知する合成モニタリング(synthetic monitoring:実際のHTTPリクエストをスクリプトで自動実行してサービス可用性を監視する手法)を実装します。要件は①HTTPリクエストシーケンスのシミュレーション、
②各ステップの応答時間とHTTPステータスコードの記録、
③失敗時のCloudWatchアラーム発火、
④スクリーンショットとHARファイル(HTTP Archive形式:HTTPトランザクションの詳細ログ)のS3自動保存です。最も適切なAWSサービスはどれですか?
AAmazon CloudWatch Synthetics(Canary)を使用し、Node.jsまたはPythonのCanaryスクリプトで購買フローをシミュレートする
✓ 正解
CloudWatch Syntheticsはアクションシーケンス実行・ステップ別メトリクス・失敗時アラーム・スクリーンショット/HAR自動保存をネイティブサポートします。SyntheticsブループリントでAPI/UIフローを最小コードで実装可能です。
BAWS LambdaをEventBridgeスケジューラで5分ごとに起動し、HTTPリクエストを送信してレスポンスをCloudWatchカスタムメトリクスに記録する
Lambda + HTTPリクエスト送信は自作可能ですが、スクリーンショット撮影・HARファイル生成は自前実装が必要で管理コストが高くなります。
CAmazon CloudWatch RUM(Real User Monitoring)をアプリケーションに組み込み、実ユーザーのブラウザパフォーマンスデータを収集する
CloudWatch RUMは実ユーザーのブラウザデータ収集であり、ユーザーがいない時間帯や新機能リリース直後の問題は検知できません。
DAWS X-Rayを有効化し、分散トレーシングでバックエンドサービス間のトランザクションフローを可視化する
X-Rayはバックエンドの分散トレーシングサービスで、フロントエンドのフローシミュレーションやスクリーンショット取得は対象外です。
解説
CloudWatch SyntheticsはHTTPリクエストシーケンスの実行・各ステップのメトリクス記録・失敗時アラーム発火・スクリーンショット/HARファイルのS3自動保存をすべてネイティブサポートする合成モニタリングサービスです。SyntheticsブループリントによりAPIフローやUIフローを最小コードで実装できます。
選択肢Bの AWS Lambda によるHTTPリクエスト送信は自作可能だがスクリーンショット撮影・HARファイル生成は自前実装が必要で管理コストが高くなります。
選択肢Cの Amazon CloudWatch RUM は実ユーザーのブラウザ内データを収集するため、ユーザーがいない時間帯や新機能リリース直後の問題は検知できません。
選択肢Dの AWS X-Ray はバックエンドの分散トレーシングであり、フロントエンドのフローシミュレーションやスクリーンショット取得は対象外です。
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