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DOPインシデントとイベントへの対応

セキュリティ監査により、ある企業のAWSアカウント内の複数のEC2インスタンスが、インターネット(0.0.0.0/0)に対してポート22(SSH)を開放していることが発覚しました。 コンプライアンス要件として、今後このようなセキュリティグループの設定変更が検出された場合は、手動の介入なしに自動的かつ即座にルールを削除または修正して修復する必要があります。 この要件を最も効率的に実現するAWSサービスの組み合わせはどれですか。

A
AWS Configルール「restricted-ssh」を有効にし、修復アクションとしてAWS Systems Manager Automationドキュメントを関連付けて自動実行を設定する
✓ 正解
AWS Configのマネージドルールによる継続的な構成監視と、Systems Manager Automationによる自動修復を組み合わせることで、非準拠状態の検出からインシデントの解決までを完全に自動化でき、要件を最も効率的に満たすことができます。
B
CloudTrailログをS3に送信し、Athenaを使用して定期的にSSH開放をクエリするLambda関数をスケジュール実行してルールを削除する
CloudTrailとAthenaを組み合わせたバッチ処理によるアプローチでは、スケジュール実行の間に非準拠状態が継続するタイムラグが発生します。「即座に」修復するというコンプライアンス要件を満たせず、Lambdaの開発オーバーヘッドも高いため不適切です。
C
VPCフローログを有効にしてCloudWatch Logsに送信し、ポート22のトラフィックを検知するメトリクスフィルターとCloudWatch Alarmで通知する
VPCフローログは実際に流れたネットワークトラフィックを監視するものであり、セキュリティグループの設定(構成状態)自体を監視・修復する機能はありません。また、アラームによる通知だけでは自動修復の要件を満たすことができません。
D
AWS Trusted Advisorのセキュリティチェックを有効にし、毎週のレポートでSSH開放が検出された場合にサポートチームが手動でスクリプトを実行する
Trusted Advisorはベストプラクティスの推奨事項を提供しますが、チェックの頻度がリアルタイムではなく、検出後の修復も手動で行う設計になっているため、「手動介入なしに自動的かつ即座に修復する」という必須要件に完全に反しています。

解説

AWS ConfigはAWSリソースの構成を評価、監査、審査するサービスです。管理ルールである「restricted-ssh」は、セキュリティグループがインターネット(0.0.0.0/0)からのSSHトラフィック(ポート22)を許可しているかどうかを継続的に監視します。非準拠のリソースが検出された場合、AWS Configの「自動修復(Auto Remediation)」機能を利用することで、インシデントに即座に対応できます。修復アクションにはAWS Systems Manager Automationランブック(例:AWS-DisablePublicAccessForSecurityGroup)をネイティブに関連付けることができ、管理者の介入なしに自動的に該当するセキュリティグループのルールを修正・削除してコンプライアンス状態を復旧させます。 選択肢Bは、CloudTrailログをAthenaでクエリするLambda関数をスケジュール実行する方法では「即座に」という要件を満たせません。Lambda関数の実行間隔分だけ検知が遅れ、その間も脆弱なセキュリティグループ設定が維持されます。 選択肢Cは、VPCフローログはネットワークトラフィックの記録であり、セキュリティグループの設定変更(構成変更)を検知する手段ではありません。またCloudWatch Alarmは通知のみで自動修復の機能を持ちません。 選択肢Dは、Trusted Advisorのセキュリティチェックは週次レポートによる通知であり、さらにサポートチームが手動でスクリプトを実行する設計のため、「手動の介入なし」「即座に修復」という要件をいずれも満たしません。

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