DEAデータのセキュリティとガバナンス
ある保険会社は、Amazon S3 上のデータレイクを AWS Lake Formation で集中管理し、Amazon Athena から分析しています。監査要件として、どの IAM プリンシパルがどのテーブル・列に対してデータアクセス権限を行使したかを追跡し、改ざん耐性のある形で記録する必要があります。最小の運用負荷でこの監査証跡を取得する方法はどれですか。
ACloudTrail を有効化し、Lake Formation の GetDataAccess などのデータアクセスイベントを記録する
✓ 正解
Lake Formation は権限を行使してデータアクセスする際に GetDataAccess 等のイベントを CloudTrail に出力する。これによりプリンシバルとテーブル・列レベルのアクセスを改ざん耐性のあるログとして追跡でき、追加開発なしで監査要件を満たせる。
BS3 サーバーアクセスログを有効化し、対象バケットへのオブジェクトレベルのアクセスを記録する
S3 サーバーアクセスログはオブジェクト(キー)単位のリクエストを記録するだけで、Glue/Lake Formation のテーブルや列という論理単位、IAM プリンシパルの権限行使を表現できない。列レベルの監査要件には機能的に不足する。
CAthena のクエリ結果を CloudWatch Logs に出力し、ログから実行クエリを解析する
Athena クエリ結果や履歴の出力では実行されたクエリ文字列は得られるが、Lake Formation が列レベル権限をどう行使したかを直接示さない。さらにログ解析の仕組みを別途構築する必要があり、運用負荷が高い。
DAWS Config ルールを作成し、テーブルへのアクセス発生をリソース変更として記録する
AWS Config はリソースの構成変更を記録・評価するサービスであり、データへのアクセス行為そのものを記録する用途には対応していない。誰がどの列にアクセスしたかという監査証跡は取得できない。
解説
Lake Formation はアクセス制御を仲介する際に、認証情報の発行を GetDataAccess などのイベントとして AWS CloudTrail に記録します。
これによりどのプリンシパルがどのテーブル・列のデータにアクセス権を行使したかを、改ざん耐性のあるログ(証明書検証可能なCloudTrailログ)として追跡でき、追加実装なしで監査証跡を得られます。
選択肢の S3 サーバーアクセスログは、オブジェクト単位の記録でテーブル・列の論理単位やプリンシパルの権限行使を表現できない。
選択肢の Athena クエリログは、クエリ文字列は分かるが Lake Formation の列レベル権限の行使を直接示さず、解析の運用負荷も高い。
選択肢の AWS Config は、リソース構成の変更履歴を記録するサービスでデータアクセスの記録には対応しない。
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