DEAデータの取り込みと変換
ある企業は、オンプレミスのNASに保存された数十TBの過去画像・ログファイルを、Amazon S3へ移行しようとしています。さらに移行後も、NAS上に日次で追加される増分ファイルを定期的にS3へ同期し続ける必要があります。NFS共有からの転送を、データ整合性の検証と帯域制御を備えつつ、最小の運用負荷で自動化する方法はどれですか。
AAWS Snowball Edgeを定期的に取り寄せて増分ファイルをコピーし、AWSに発送してS3へ取り込む
Snowball Edgeは初回のオフライン大量移行には有効ですが、日次で発生する増分ファイルの継続同期には物理デバイスの取り寄せと発送を繰り返す必要があり、定期同期の自動化には非現実的です。
BAWS DataSyncエージェントをオンプレミスに配置し、NFSからS3へのスケジュールタスクを構成する
✓ 正解
DataSyncエージェントをオンプレに配置すればNFS共有に接続してS3へのスケジュールタスクを実行でき、チェックサムによる整合性検証・帯域スロットリング・増分同期を標準で備えるため、初回の大量移行と日次増分同期の両方を最小の運用負荷で自動化できます。
CAWS Transfer FamilyのSFTPエンドポイントを構築し、NASからcronでファイルをアップロードする
Transfer FamilyはSFTP/FTPS等の受信エンドポイントを提供するサービスであり、整合性検証や帯域制御を伴う継続的な増分同期の仕組みは備えておらず、自前実装が必要になります。
DS3 SyncコマンドをオンプレミスサーバーのcronジョブでスケジュールしてS3へ転送する
S3 Syncコマンドをcronで回す方式は、スクリプトとスケジュールの自前管理に加え、チェックサム検証・帯域制御・エラーハンドリングをすべて独自構築する必要があり、運用負荷が高くなります。
解説
AWS DataSyncは、オンプレミスのストレージとAWSストレージ間でのデータ転送を自動化・高速化するマネージドサービスです。
オンプレミスにエージェントを配置することでNFS/SMB共有に接続し、S3への転送タスクをスケジュール実行できます。
転送時のチェックサムによるデータ整合性検証や帯域調整(スロットリング)、増分同期を標準機能として備えており、初回の大量移行と移行後の日次増分同期の両方を最小の運用負荷で自動化できます。
選択肢Aの AWS Snowball Edge は初回のオフライン大量移行には有効だが、日次の継続的な増分同期には物理デバイスの往復が必要で非現実的。
選択肢Cの AWS Transfer Family はSFTP等の受信エンドポイント提供が目的で、整合性検証や帯域制御を備えた継続同期の仕組みは自前実装が必要。
選択肢Dの S3 Syncコマンド はスクリプトとcronの自前管理が必要で、チェックサム検証や帯域制御、エラーハンドリングを自前構築する運用負荷が高い。
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