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DEAデータストアの管理

あるデータエンジニアリングチームは、Amazon S3 上のペタバイト規模のデータレイクを管理しています。複数の ETL ジョブが同じデータセットに並行書き込みを行う必要があり、以下の要件があります。 ・ACID トランザクション(並行書き込み時のデータ整合性保証) ・タイムトラベル(過去の任意時点のスナップショットをクエリ) ・スキーマエボリューション(既存データファイルを書き換えずに列の追加・削除) ・Amazon Athena と AWS Glue ETL の両方からクエリ・処理が可能 すべての要件を満たすデータフォーマットと統合構成として最も適切なものはどれですか?

A
Apache Iceberg テーブル形式を採用し、AWS Glue Data Catalog をメタストアとして使用する
✓ 正解
Apache Iceberg は ACID トランザクション・タイムトラベル・スキーマエボリューションをネイティブに提供するオープンテーブル形式。Glue Data Catalog をメタストアとして使用することで Athena・Glue ETL の両方から一貫したアクセスが可能となり、すべての要件を満たす。
B
Apache Hudi テーブル形式を採用し、Amazon Redshift Spectrum で S3 データを直接クエリする
Apache Hudi も ACID トランザクション・タイムトラベルをサポートするが、要件に含まれていない Redshift Spectrum との組み合わせが提示されており不適切。Hudi の Redshift Spectrum ネイティブ対応は限定的で、Athena・Glue ETL との標準統合では Iceberg が優位。
C
Parquet 形式のファイルを AWS Glue ジョブブックマークで管理し、差分処理を実現する
Parquet は高性能な列指向フォーマットだが、単体では ACID トランザクションやタイムトラベルをサポートしない。Glue ジョブブックマークは差分処理追跡機能であり、並行書き込みのデータ整合性保証やスナップショットクエリ機能は提供しない。
D
ORC 形式ファイルを Hive スタイルパーティショニングで管理し、AWS Glue Data Catalog に登録する
ORC + Hive スタイルパーティショニングは従来型のデータレイク構成であり、ACID トランザクション・タイムトラベル・スキーマエボリューション(ファイル書き換えなし)をネイティブにサポートしない。要求される4つの要件のうち①②③を満たせない。

解説

Apache Iceberg は、データレイク向けのオープンテーブル形式で、AWS が公式にサポートしています。 Iceberg の主な機能は以下の通りです。 ①ACID トランザクション:スナップショットアイソレーションにより並行書き込み時のデータ整合性を保証 ②タイムトラベル:スナップショット履歴が保持されており、特定時点のデータを AS OF TIMESTAMP でクエリ可能 ③スキーマエボリューション:既存ファイルの書き換えなしに列の追加・削除・型変更が可能 ④AWS ネイティブ統合:Athena V3・AWS Glue ETL・EMR がいずれも Iceberg を公式サポート AWS Glue Data Catalog を Iceberg のメタストアとして使用することで、Athena と Glue ETL の両方から同一テーブルに対して一貫したクエリが可能になり、すべての要件を満たします。 選択肢Bの Apache Hudi も ACID・タイムトラベルをサポートするが、Redshift Spectrum の Hudi ネイティブ対応は限定的であり、要件で明示されている Athena・Glue ETL との標準統合という点では Iceberg が優位。また Redshift Spectrum は要件に含まれていない。 選択肢Cの Parquet + Glue ジョブブックマークは差分処理には有効だが、ACID トランザクション・タイムトラベル・スキーマエボリューション(ファイル書き換えなし)をネイティブに提供する機能ではない。 選択肢Dの ORC + Hive スタイルパーティショニングは従来の方法であり、ACID トランザクションやタイムトラベルをサポートしない。

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