規模の経済の恩恵(Benefit from Economies of Scale)- AWSが世界中の顧客からの需要を集約することで、個別に調達するより低い単価でサービスを提供できる
Benefit from Economies of Scaleは、AWSが膨大な顧客需要を集約して大量購入・大規模運用を行うことで実現する低コストを享受できるメリットです。先行投資が不要になる財務構造の転換ではなく、AWSの購買力を活用したコスト低減という異なるメリットを指します。
解説
クラウドコンピューティングの主要な財務的メリットの1つは「固定費から変動費への転換(Trade Fixed Expense for Variable Expense)」です。オンプレミスでは数年ごとにサーバーやネットワーク機器への大規模な先行投資(資本的支出・CapEx)が必要でしたが、AWSでは使用したリソース分だけ従量課金で支払うため、初期資本を必要とせず運用費用(OpEx)として計上できます。これにより予算の柔軟性が増し、余剰キャパシティへの無駄な投資も回避できます。
選択肢AのGo Global in Minutesは、世界中のAWSリージョンを活用してグローバル展開できる地理的な利点を指しており、財務モデルの変化を表す概念ではありません。
選択肢BのStop Guessing Capacityは、事前のリソース容量見積もりが不要になるという需要予測リスクの排除を指します。先行投資の不要化とは別の概念です。
選択肢DのBenefit from Economies of Scaleは、AWSが大規模インフラを集約することで実現する低単価の享受を指します。CapExからOpExへの転換とは異なるメリットです。