CLFクラウドの概念
ある企業がAmazon CloudFrontを使い、世界中のユーザーへ動画や画像などの静的コンテンツを低レイテンシーで配信しています。CloudFrontがこの低レイテンシー配信を実現するために活用するAWSグローバルインフラの構成要素はどれですか?
AAWSリージョン(Region)
AWSリージョンは複数のAZで構成された地理的ホスティング単位で、EC2やRDSなどのサービスを実行するための基盤となります。CloudFrontのコンテンツキャッシュ配信拠点ではなく、低レイテンシー配信の直接的な解決手段にはなりません。
Bアベイラビリティゾーン(AZ)
アベイラビリティゾーンはリージョン内に複数設けた独立した電源・ネットワークを持つデータセンター群で、障害分離による高可用性を実現する目的があります。CloudFrontのコンテンツ配信・キャッシュには使用されない別の構成要素です。
Cエッジロケーション(Edge Location)
✓ 正解
エッジロケーションはAmazon CloudFrontが世界400か所以上に展開するキャッシュ配信拠点で、ユーザーに地理的に最も近い拠点からコンテンツを返します。往復レイテンシーを削減して低レイテンシーなコンテンツ配信を実現するための構成要素です。
Dローカルゾーン(Local Zone)
ローカルゾーンはAWSリージョンを大都市圏に物理的に拡張し、EC2などのコンピューティングリソースへの低レイテンシーアクセスを提供するインフラです。CloudFrontが活用するエッジキャッシュ配信拠点とは異なる構成要素です。
解説
エッジロケーション(Edge Location)は、Amazon CloudFrontが世界中に展開するコンテンツキャッシュ・配信拠点です。ユーザーのリクエストを最も近いエッジロケーションで受け取り、そこにキャッシュされたコンテンツを直接返すことでオリジンサーバーへの往復レイテンシーを大幅に削減します。世界400か所以上に設置されており、CloudFront(CDN)・Route 53(DNS)・AWS Shieldなどで活用されます。
選択肢AのAWSリージョンは、複数のAZで構成された地理的ホスティング単位ですが、コンテンツをキャッシュして高速配信するエッジインフラではありません。
選択肢Bのアベイラビリティゾーンはリージョン内の独立したデータセンター群で、高可用性のための障害分離を目的としており、CDN配信拠点とは異なります。
選択肢DのローカルゾーンはAWSリージョンを大都市圏に拡張したコンピューティングインフラで、CloudFrontのキャッシュ配信拠点とは別の構成要素です。
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