CLFクラウドの概念
オンプレミス継続とAWS移行のコストを比較するため、CFOが総所有コスト(TCO)分析を依頼しました。単純なサーバー購入価格の比較では見落とされがちですが、TCOで正しく考慮すべき『オンプレミス側の隠れたコスト』として最も適切なものはどれですか?
Aデータセンターの電力・冷却・物理スペースや運用要員などの継続的コスト
✓ 正解
TCOは購入費だけでなく運用期間全体の総費用を対象とし、オンプレミスでは電力・冷却・スペース・運用要員などが見落とされがちな継続コストとなります。まさにこれらがTCOで捉えるべき隠れたコストのため、正解です。
BリザーブドインスタンスやSavings Plans購入で得られるAWS側の前払い割引の総額
AWS側の料金モデルにおける前払い割引の話であり、オンプレミス側のコスト項目ではありません。設問が問う『オンプレミスの隠れたコスト』とは対象が逆であるため、当てはまりません。
C使った分だけ課金されるAWS側の従量制の月額利用料金
従量課金はAWS側の課金体系を指すものであり、オンプレミスで見落とされがちなコストではありません。比較対象であるクラウド側の費用のため、設問の趣旨には合致しません。
Dマネージドサービス採用によるパッチ運用自動化の効果
パッチ運用の自動化はマネージドサービスを使うクラウド側のメリットであり、オンプレミスのコスト項目ではありません。削減効果の話であって隠れたコストではないため不適切です。
解説
TCO(総所有コスト)は、初期のハードウェア購入費だけでなく、運用期間全体で発生するあらゆる費用を含めて比較する考え方です。オンプレミスでは、サーバー本体価格に加え、電力・冷却・データセンターの物理スペース・保守要員の人件費・ネットワークなど、見えにくい継続的コストが積み上がります。これらを含めて初めてクラウドとの公平な比較が可能になります。
選択肢のリザーブド割引や従量制利用料は、いずれもAWS側の費用であり『オンプレミス側の隠れたコスト』ではありません。
選択肢のパッチ運用自動化の効果は、クラウド採用による削減メリットであってオンプレミスのコスト項目ではありません。
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