無限ノック › CLF 練習問題一覧 › 問題CLF クラウドの概念
ある企業がオンプレミスの3層WebアプリをAWSへ移行します。アプリケーションサーバーはOSごと仮想マシンとして移設しますが、自己管理のMySQLだけはこの機会にAmazon RDS for MySQLへ置き換え、パッチ適用やバックアップの運用負荷を削減します。アプリのソースコード自体は書き換えません。この移行戦略は6Rのどれに該当しますか?
A リホスト(Rehost):アプリを一切変更せずOSごと仮想マシンとして移設する
コードやOS構成をそのまま移設する戦略で、DBのマネージド化のような最適化を含みません。本件は一部をRDS化しているため、純粋な移設にとどまるこの戦略には該当しません。
B リプラットフォーム(Replatform):中核は保ちつつ一部をマネージド化する
✓ 正解
変更なしで移設するリホストに対し、本件はDBをマネージドのAmazon RDSに置き換える最適化を伴います。中核は保ちつつ一部をマネージド化するこの戦略の定義と一致するため、これが正解です。
C リファクタリング(Refactor):アーキテクチャを根本から再設計し作り直す
アプリのコードやアーキテクチャを根本から再設計・作り直す戦略で、コストや工数が大きくなります。本件はソースコードを書き換えていないため、この戦略には当てはまりません。
D リテイン(Retain):移行せず現行のオンプレミス環境に残しておく
移行を行わず現行のオンプレミス環境にそのまま残す判断を指します。本件は実際にAWSへ移設しているため、移行しないこの戦略には該当しません。
解説 リプラットフォーム(Replatform、リフト&リシェイプとも呼ばれる)は、アプリの中核アーキテクチャやコードは変えずに、一部の構成要素を最適化・マネージド化する戦略です。本シナリオはコードを書き換えないまま、自己管理DBだけをマネージドのAmazon RDSへ置き換えて運用負荷を下げており、この定義に合致します。
選択肢のリホストは、変更を加えずそのまま移設する『リフト&シフト』で、DBのマネージド化のような最適化は含みません。
選択肢のリファクタリングは、コードやアーキテクチャを大きく作り直す戦略で、コード非改変の本件とは異なります。
選択肢のリテインは、そもそも移行せず現行環境に残す判断です。
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