CLFクラウドの概念

あるEコマース企業が、24時間365日の稼働が求められる基幹システムをAWSで設計しています。 障害発生時のRTO(目標復旧時間)を5分以内、RPO(目標復旧時点)をほぼゼロに抑えることが要件であり、コストよりも可用性を最優先とします。 この要件を満たす最適なディザスタリカバリ(DR)戦略はどれですか?

A
バックアップ&リストア(Backup and Restore):定期的にスナップショットを取得し、障害時にバックアップから環境を復元する
「バックアップ&リストア」は最もコストが低い一方、RTOは数時間〜数日かかるため要件を満たしません。
B
パイロットライト(Pilot Light):最小限のコアシステムのみを常時稼働させ、障害時に残りのリソースを起動する
「パイロットライト」は、コアシステムのみ稼働のため、障害時の残りリソース起動に数十分を要します。
C
ウォームスタンバイ(Warm Standby):本番環境の縮小版を常時稼働させ、障害時にフルスケールへ拡張する
「ウォームスタンバイ」は、RTOが数分〜数十分程度となり、5分以内の保証が難しいです。
D
マルチサイト アクティブ/アクティブ(Multi-site Active/Active):複数リージョンで本番相当のリソースを常時稼働させ、トラフィックを分散する
✓ 正解
マルチサイト アクティブ/アクティブは複数リージョンで同時稼働するため、障害発生時にトラフィックが即座に正常リージョンへ切り替わり、RTOとRPOをほぼゼロに抑えられます。コストは最大となりますが、可用性最優先の要件に最も合致します。

解説

マルチサイト アクティブ/アクティブは複数リージョンで同時稼働するため、障害発生時にトラフィックが即座に正常リージョンへ切り替わり、RTOとRPOをほぼゼロに抑えられます。コストは最大となりますが、可用性最優先の要件に最も合致します。 選択肢Aの「バックアップ&リストア」は最もコストが低い一方、RTOは数時間〜数日かかるため要件を満たしません。 選択肢Bの「パイロットライト」は、コアシステムのみ稼働のため、障害時の残りリソース起動に数十分を要します。 選択肢Cの「ウォームスタンバイ」は、RTOが数分〜数十分程度となり、5分以内の保証が難しいです。

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